昨日、Gaudiyの @yuya_gaudiy さんにお誘いいただいたので、
#Dappsコミュニティを考える について、
私の考えを簡単に書いておこうと思います。
※最初に、これは私の主観による単なるイメージとなります。
・DAppsコミュニティとは?
・DAppsコミュニティの「3つの方向性(ベクトル)」 ※単なる想定
・現状→今後について(のイメージ)
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まず、DAppsコミュニティとは何か?
「ブロックチェーン上のアプリケーション上に形成されるコミュニティ」
ということにしておきます。
もう少し詳細にDAppsコミュニティの定義を仮定(イメージ)すると、
「ブロックチェーン上の、あるアプリケーションにおいて、そのアプリケーションに特化した独自のトークン設計等の「経済」的な要素が、アプリケーションと一体化した中で、ユーザやコントリビューターが相互に関係し合う人的ネットワーク(アプリ×独自経済×コミュニティ)」
みたいな感じが一般的な感覚かと思いますので、そう考えておきます。
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①エコシステムとの相対
仮にAさんがDAppsコミュニティで活動するケースを想定すると、
Aさんは「特定の誰か」に対して活動(取引や貢献)することもあるかと思うのですが、
それに限らず、「エコシステム(コミュニティ全体)」との相対という形での活動の色が強まっていくだろうと考えています。
取引や貢献に対する活動は、基本的に特定の者同士の関係の中で、特定の内容によるマッチング等により行われるのが一般的かと思いますが、
DAppsコミュニティで面白い特徴としては、
「コミュニティ全体(不特定多数)への取引や貢献」、という
特定の何かとのマッチングが不要なアクションも許容され、
そこに経済性が伴うことにより、
そうした傾向が増していく可能性があると考えています。
②閉じない拡張性
コミュニティや経済は閉じた瞬間に、
その成長は制限され、サステナビリティは失われます。
(もちろん、ある固定的な関係性においては閉じた方が有効な場合もあります)
閉じない拡張性とは、わかりやすく言えば「オープンソース的」
ビジネス的に言えば、「オープンイノベーション的」
という感じでしょうか。
しかし、人が集まり、織りなす関係性においては、
特定の主体に権限や権力、トピックが集中しがちになることは否めません。
おそらく、エコシステム全体の中で複数の磁場のような、
多軸的に相補関係が生まれる状況を創り出すことが良いと考えています。
私が提唱するクロスコミュニティにおいては、
ある領域によるコア層から外側関心層までの層を4段階に分け(コアから順に1層→4層)、
各段階において小コミュニティを形成し
各小コミュニティそれぞれに磁場を持たせ多軸的にすることで
コアに偏りのない状況を生み出す試みを考えていたりします。
※クロスコミュニティ、いわゆるコミュニティのオープンイノベーションが起こりうるのは、外側関心層に近い3層・4層を起点に起こりやすくなります
(本テーマとズレるため、詳細は割愛します)
③固定的でなく、フロー的
いわゆる、組織的な視点ですが、
DAppsコミュニティ内において、
人は内容に応じて一時的に組んだり・離れたりといった
フロー的になっていくだろうということです。
変に関係性を固定化することをしてしまうと、
①で述べた「エコシステムとの相対」による
「個の組織からの解放」の利点が失われてしまいます。
有機的に、フロー的に結びつく。
ある種、ギグエコノミー的な感じ、というと伝わりやすいかもしれませんね。
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まずDAppsコミュニティの現状ですが、
これは基盤であるブロックチェーンの状況等を鑑みると、
「価値」を持つのが難しい状況なのではないかと考えます。
流動性を生み出す価値の担保が必要と考えます。
それがないうちは、かなりニッチで一部的なものになるでしょう。
そして、DAppsコミュニティの今後については、
以下の3つが同時並行的に完成に近づくにつれ、
その本来の特性を発揮していけるのではないか、と考えます。
1. トリレンマを満たすパブリックチェーンによる基盤の完成
これに関しては、やはりEthereum周りの状況を見ておく必要があるかと思います。
また、パブリックチェーンはIoTやAI・5G・マシンインターネット等とも関係が深い概念になりそうなため、
同時的にこのような技術・トレンドの成熟も状況の進捗に関わって来るだろうと思います。
2. 既存金融の分散型金融への移行による価値の流動性の担保
今でいう、DeFi的なやつです。
STOとかもこの分類にしておきます。
スマートコントラクトによる金融的取引等の自動化と
デジタルデータの資産化による様々な概念の担保化が進むことで
徐々に基盤の流動性と担保が形成されるにつれ
上部のアプリケーション領域(ここで言うDAppsコミュニティ)にこれが活用されていくイメージ感です。
3. 双方向性の高い既存の大きなサービスやコミュニティのBC移行
最近、FacebookのLibraの件が話題になったようですが、
ああいうのも、これの一部です。
コミュニティやユーザ形成をゼロから新しいDAppsで行う難しさもあると思います。
ゆえに、既存のコミュニティやユーザ形成がされているもののBC移行が
やはりDAppsコミュニティ全体のトレンドを押し上げていく追い風になると考えます。
※マジョリティというのは、なかなか動きませんからね^_^
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クロスコミュニティ・渡り鳥ネットワーク【価値タイズ社会の研究・実験グループ】
※グループ参加承認につきましては、実際にメンバーがお会いした人で、かつコンセプトの合う方
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Sho T
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