

こんにちは!こんばんは
前回、Vプリカを使わず暗号資産でプリペイドカード決済する方法をお伝えしました
Vプリカを使わず暗号資産でプリペイドカード決済する方法【暫定】 - ALIS
投稿後、SlashやBitrefill以外で暗号資産を使ったプリペイドカード決済ができるブランドを再調査したところ、2025年現在で暗号資産を使ったプリペイドカード決済ができるブランドを新たに見つかりました
今回、暗号資産を使ったプリペイドカード決済ができるブランド『TokenPocket』によるTokenPocketカードについて解説しようと存じます
TokenPocketとは、日本の上場企業であるリクルートの傘下企業が暗号資産の保管をユーザー自らが管理や預け入れを可能とするノンカストディアルウォレット「TokenPocket」を提供しています
2020年には、TokenPocketトークン(TPT)をBNB Smart Chain上に発行したことで、日本企業が暗号資産分野で大きく力を入れているとして、世界中のクリプトユーザーの注目の的となっています
そんなTokenPocketでは、TokenPocketカード(TPカード)をTokenPocketの公式アプリから発行できるようになっています
TokenPocketカードは、VisaやMasterCardのクレジットカードブランドを使用し、スマホ上で電子決済、タッチ決済を可能とする『バーチャルカード』です
バーチャルカードの利点として、郵送による物理カードの発行をすることなく、Apple Pay、Google Pay、Samsung Payのスマホによるタッチ決済をサポートしているのが特徴です
TokenPocketカードの発行で必要となるモノは、以下のとおり
・TokenPocketのアプリ:iOS、Android、apkファイルの3種類を用意
・Arbitrumチェーン上のETH:NFTの発行に0.002ETH
・Arbitrumチェーン上のETHの最低残高:0.01ETH以上
・Arbitrumチェーン上のARB:ガス代の支払いで千円相当のARBが必要
TokenPocketカードの発行手順は、以下のとおり
①TokenPocketをダウンロードする(App Store、Google Play Store)
②Arbitrumウォレットを作成やインポートする
③アカウントのIDの代わりとなるNFTをミント
④ミントが完了したら、登録手続きを完了させる
⑤全てが完了したら、その日から利用開始
基本的な発行手順は、上記の5ステップです
TokenPocketカードでは、ユーザーの居住国に応じたクレジットカードブランドが決まっています。詳しくは、以下のとおり
VISA印のTokenPocketカード
オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、キプロス、デンマーク
エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー
アイルランド、アイスランド、イタリア、ラトビア、リトアニア
ルクセンブルク、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル
ルーマニア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン
スイス、チェコ、リヒテンシュタイン、オーランド諸島、レユニオン
MasterCard印のTokenPocketカード
オーストラリア、カナダ、フェロー諸島、香港、日本、台湾
ニュージーランド、シンガポール、スヴァールバル諸島およびヤンマイエン島
大韓民国、イギリス
日本、大韓民国、香港、台湾でTokenPocketカードを発行する場合、その時に付与されるバーチャルカードのクレジットカードブランドがMasterCardになります
さらに、香港で使用される電子決済でアリペイやWeChat PayをTokenPocketカードと連動することは可能です
TokenPocketカードでは、Uber、Amazon、楽天などのプラットフォームで、一般的なクレジットカードのように、TokenPocketカードでサービスを利用することができます
さらに、App Store、ChatGPT、Steam、Shopify、Notion、Twitter、Netflixなどのサブスクリプションサービスにも使えたりと、TokenPocketカードは一般的なクレジットカードやデビットカードと同じように利用できる画期的なバーチャルカードかもしれません
TokenPocketカードを発行する時、Arbitrumチェーン上のETHをNFTの発行などで使用します。しかし、TokenPocketカードの発行する時のETHの最低残高が決まっており、0.01ETH以上のArbitrumチェーン上のETHがないと発行できません
要するに、TokenPocketカードの最低発行総額は、以下のとおりになります
・NFTの発行手数料:0.002ETH
・NFTを発行する時のガス代:0.002ETHか1000円相当のETH
・TokenPocketカードの発行する時のETHの最低残高:0.01ETH以上
合計:0.014ETH以上
0.014ETHを2025年5月21日時点の時価を元に換算すると、アメリカドル換算で36ドル相当のArbitrumチェーン上のETHがあれば問題ありません。逆に日本円で換算すると、5165円相当のArbitrumチェーン上のETHが必要です
TokenPocketは、日本の上場企業であるリクルート傘下の開発会社が提供する暗号資産のノンカストディアルウォレットで、独自のバーチャルカード『TokenPocketカード』を発行しています
このカードは、VisaやMasterCardのブランドを利用し、スマートフォン上で電子決済やタッチ決済が可能な革新的な決済手段です
発行には、Arbitrumチェーン上で0.014ETH(36ドルまたは5,165円)相当の資金と、TokenPocketアプリが必要です。発行プロセスは、アプリのダウンロード、ウォレット作成、NFTのミント、登録手続きの5つのステップで構成されています
対象国は主にヨーロッパ、アジアの国と地域で、Uber、Amazon、楽天市場、App Store、Netflix、Steamなど、幅広いプラットフォームやサブスクリプションサービスで利用可能です
とくに、香港では電子決済サービスのアリペイやWeChat Payとの連携も可能となっています
この画期的なバーチャルカードは、従来のクレジットカードやデビットカードと同等の機能を持ちながら、物理カードの郵送が不要で、Apple Pay、Google Pay、Samsung Payなどのスマホ決済にも対応している点が特徴的です
今回は、SlashやBitrefill以外で、暗号資産を使ったプリペイドカード決済ができるブランド『TokenPocket』によるTokenPocketカードについて解説しました
TokenPocketが提供するTokenPocketカードは、ブロックチェーン技術を活用した前衛的な決済手段として大きな注目を集めています
このカードは、暗号資産を使ったスマートフォン決済を可能にし、従来のクレジットカードやデビットカードと同等の機能を備えながら、物理カードの発行が不要でスマホ決済にも対応しているなど、革新的な特徴を持っています
とくに、対象国の拡大や香港における電子決済サービスとの連携など、グローバルな展開と利便性の向上が期待されます
発行手続きにはいくつかの要件がありますが、必要な費用も合理的な水準に抑えられており、暗号資産の活用に積極的な人にとって魅力的なサービスだと言えます
今後、TokenPocketカードが一般ユーザーにも広く浸透し、暗号資産と従来の決済手段との融合を実現することで、より便利で革新的な支払い体験を提供することが期待されます
TokenPocketとしての歴史が長いものの、TokenPocketカードとしての歴史が極めて浅いことから、2025年5月現在でTokenPocketカードを使って、実際に日本国内で使用したとのSNS投稿が見受けられません
このことから、執筆者は先陣を切って、TokenPocketカードの発行を挑み、発行完了したら、コンビニエンスストアなどのタッチ決済できるお店などでTokenPocketカードを使ったお支払いにチャレンジしてみようと存じます
チャレンジ結果についてのレポートは、ここALISでお伝えするので、TokenPocketカードについての続報をお待ちください
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました
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