

ここ10年あまりの間に、テクノロジーは目まぐるしい変化を遂げました。中でも最も驚異的な進化を遂げているのがAIです
しかし、長年にわたってインターネットという現場で情報と向き合ってきた執筆者として、どうしても伝えなければならない真実があります。それは、AIが人間を誤った方向へ導く情報戦の武器として使われているケースが増えているという事実です
決してAIを否定しているわけではなく、むしろ活用すべき立場だからこそ、この問題を看過できません
とくに、日本最大の投稿プラットフォームであるnoteでは、明らかにAIが丸ごと作成した投稿が頻発しています。これらの投稿はそのままスマートニュースなどのキュレーションサービスに流れ込み、誤情報を載せたAI記事が大量に出回る原因となっています
問題なのは、何もかもをAIに頼りながら、モラルやマナーに沿わない形で情報を垂れ流す利用者があまりにも多いことです。執筆者はこれまで何度もnoteに対して、利用規約とコミュニティガイドラインを根拠にした通報と告発を繰り返してきました
noteにフィードバックの機会を得た際には、悪質なクリエイターに対して利用制限やプラットフォームからの追放といった措置を求める文言を加え、さらに被害を受けた方々が損害賠償請求を行えるよう強く要望しています
YouTubeもこの問題から無縁ではありません。YouTubeには誤情報を含むAI作成コンテンツが大量に出回っています。特に動画の場合、文字情報よりも説得力が格段に増します。人間は映像に対して無意識のうちに信頼と信用を抱きやすいという副作用があるからです
第2次世界大戦中、映像を使ったプロパガンダが戦闘員の募集に利用され、結果として多くの命が失われた歴史があります。この経験から、筆者は映像そのものが本質的に危険なコンテンツであるという認識を持つに至りました
だからこそ、文字による情報をじっくり読み、その情報が真実かどうかを慎重に見極める姿勢を大切にしています
結果として、映像がなくても文字と声だけで十分に暮らしていくことができます。映像へのこだわりは優先順位として著しく低く、むしろ声や文字のほうが人間が落ち着いて行動できる唯一の表現の場だとさえ考えられます
動画や動画広告、一般的な広告、プロモーション、PR、さらにはスポンサー付き記事といったあらゆるツールを使って人を容易に騙す行為は、決して許されるものではありません
もしも誰かを騙すことに人生を捧げている人がいるなら、その人は二度と社会を利用して人を騙すような真似をやめ、警察や検察、裁判所、拘置所、刑務所という社会のしくみの中で、自らの罪を償ってほしいと願います。どうか、人を騙すためにAIを絶対に使わないでください
この問題は、他のプラットフォームでも同様に起こっています。執筆者は現在進行形で、AIを悪用するクリエイターに対して継続的に通報と告発を続けています。その背景にあるのは、コンテンツを人間が作り、公平に分配する世界を実現したいという思いです
コンテンツの作成に費やした時間と労力を、AIに奪われてはなりません。AIを使って簡単に金儲けをする悪徳クリエイターや悪徳ユーザーに対しては、自主的かつ正当な方法で対応していく必要があります。すべては、人間が創作し、その対価を公正に受け取れる社会のためにほかなりません
この警鐘は、私たち一人ひとりが情報を受け取る側としても、発信する側としても、決して忘れてはならない教訓です
文・編集:執筆者 https://alis.to/users/Shozao-web











