

中国地方で2番目の規模を誇る大都市かつ県都の岡山市は、路面電車や路線バスなどを営む岡山電気軌道と共に、西大寺町から芸術創造劇場ハレノワを経由し、大雲寺前までの区間を2030年春までに運行開始することが分かった
この区間は、上下線を交互に運行する路線ではなく、大雲寺前から反時計回りで西大寺町までを一方通行型で運行します
事業費は既に判明しており、600mの区間を27億4000万円で整備する方針です
しかし、計画が持ち上がった時の9億円から3倍に膨れ上がっており、岡山電気軌道が単独で整備するには大きな損害を受けることから、政令指定都市である岡山市が整備計画を進め、27億4000万円の50%を国の補助で賄い、残りは岡山市などが市民などからの税金で支払うこととなります
市は『路面電車は営業赤字が続くものの、市中心部の回遊性向上とハレノワ周辺の活性化が見込まれる』と説明。運行自体は岡山電気軌道が行い、収支が赤字になった場合、岡山市が国の補助の50%を除いた50%(13億7000万円)を支払い、収支が黒字になった場合は、岡山市電気軌道が岡山市に国の補助の50%を除いた50%(13億7000万円)を納付することで決まっています
岡山市が見込む「1日の利用客」を700人としています。これを1年(366日)に換算すると、1年で『25万6200人』になる数字です
執筆者は岡山市のことをよく知り、夜間でもハレノワ周辺を現在も移動に利用していて、その周辺の現実をよく分かります
素直なことを言うと、ハレノワ周辺の北部に飲食店が立ち並んでおり、南部は閑静な住宅地が広がっています。さらに、コンビニエンスストアと弁当屋、ガソリンスタンドがロードサイドに広がっているだけで、この通りに1日700人が利用するとは思えません。ましてや、保育園や幼稚園がなければ、小学校や中学校、高校、大学すらありません
さらに、この区間は、両備バスが運行する『東山・益野 経由 西大寺行き/市役所入口・イオンモール経由 岡山駅行き』が運行され、1日に下り9本、上り6本しか通っていません。つまり、この区間を整備しても、収支が赤字になることは間違いありません
岡山市の強気姿勢は否めず、借金は市民や企業が納付する税金から徴収することとなっていることから、現在の市政が交通系インフラに寄せていることから、次第に市民の税金額が大きく膨らみ、個人消費の冷え込むことは既に目で見えています
岡山市は、解体した市所有の大規模ホールを持つ施設を芸術創造劇場ハレノワに1本化しており、報道ではTBS系で岡山県も出資する山陽放送が今回の発表を好意的に報じています
しかし、ANN系の瀬戸内海放送は、特集を組んで、過去に奥深い検証と専門家による声で、非常に中立的なニュース報道を展開。少なからず、金持ちと貧困の格差の姿を現す2つの報道がハレノワ線の整備に対しての見方が大きく異なります
滋賀県は全国に先駆けて『交通税』を県民税に含ませ、これが滋賀県民の間で大きく分断される事態に発展しています。岡山市も政令指定都市で異例の交通税を市民税に反映した場合、相当の市民に対しての負担増が避けられません
既に選挙戦となった衆院選では、岡山1区に連勝する自民党議員を配置。岡山2区も茂木派の元法務大臣を配置しています。しかし、これらも全て、岡山市が進める交通系インフラに対しての支持を固めていることから、整備計画に異議を唱えるなら、自民党勢力とは逆の野党勢力に状況の打開を委ねるしかないと思います
前岡山市長は、任期2回を経験したのち、現在の岡山市長は、1967年の岡山市長の任期に迫る『任期4回』を誇ります。4期目の任期が2029年10月8日となっていることから、今回の整備も岡山市長の任期をさらに引き延ばす要因となってもおかしくないです
現在の岡山市長になってから、市民税の基礎控除額を2013年から2025年までの間に10万円しか上げていません。国に納める税金の基礎控除額が2013年から2025年までの間に、10万円、47万円の2回に分けて引き上げているにも関わらずです
少なくとも、この控除額が変わらないことに市民は大変激怒していますし、さらには、岡山市が北長瀬に整備する新アリーナ構想も岡山市民が市長選で56.8%の有権者がNOと突きつけているにもです
当然、納得できるものではないですから、今回のハレノワ線の整備で相当の無駄な税金が市民の許可なく使われることに、市民はいつまでも市長に対しての怒りを募らせていることは、今でも変わらないことを今回の投稿で全国の方々が関心を持って、現在、岡山市が市民を無視して整備を進める『新アリーナ構想』『ハレノワ線』について、共に反対の声を大きくしてほしいです
執筆者は『新アリーナ構想』『ハレノワ線』を反対の立場です











