こんばんは。ALIS にお越しいただきありがとうございます。
2021年の師走の年末。2021年12月28日で仕事納めのところが比較的多いかと思います。しかし、2021年12月31日までお仕事の読者は、日々の暮らしを陰で支える側として働いている証拠です。言葉に表すことができませんが、執筆者もまだ、仕事納めをしていないので、一緒に頑張りましょう。
今回はタイトル通り、いよいよ今日(=2021年12月28日)から Linux の本格運用をはじめることになりました。
ただ、ここまでの長い道のりは険しく、どのようなカタチで『Linux 本格運用』まで辿り着いたのか。ZEROから1までの流れを詳細にお伝えしようと存じます。
読者の多くは、まだ Linux の存在や知識が分からないかと思いますので、短く紹介すると、Linux は、Windows , macOS に並ぶ、世界三大OSの一つです。
あまり知られていませんが、実は Linux 、Android のご先祖様に当たります。
つまり、Linux はOSの元であり、世界中で様々な Linux ディストリビューションの開発 , 配布等が進んでいます。
ではなぜ、Linux を本格運用するに至ったでしょうか?
Linux を本格運用するに至った経緯を話すと、世界中で猛威をふるっている、COVID-19 パンデミックがきっかけではじまります。
COVID-19 パンデミックの前は、積極的に活動範囲を広げていたものの、COVID-19 パンデミックの影響でこれまでの活動範囲が9割近くまで縮小。
活動のほとんどを全てオンラインで済まざる得ない状況が続いています。
2021年からワクチン接種を2回、受けてきましたが、それでも改善に至っていません。
そんな中、Linux などの オープンソース・プロジェクトの話をよく耳にする機会が仕事やプライベートまで増え、2020年9月から総合系 Webメディア Japan Freedom User を開設。主に Linux , ソフトウェア , アプリ などと幅広く扱ってきましたが、Linux は主に VirtualBox で運用する程度とそこまで深く感心があるわけでもなく、Linux 入りパソコンを常用するまで来ていませんでした。
そんなある日のこと、、、
執筆者:『Windows 10 のままで納得してもよいだろうか? それだったら、思いっきり、Linux 入りパソコンを常用しよう!!』
と決心。
そこからの記憶が曖昧ですが、そこからはとんとん拍子で Linux 入りパソコンの本格運用まで猪突猛進でした。
ここからは、Linux の選定方法をご紹介します。
Linux ディストリビューションは、世界中にたくさんの種類の Linux ディストリビューションが存在します。
一番代表的なのは、Ubuntu 。
Ubuntu の歴史が非常に長く、日本語の情報量が豊富にあります。
しかし、Ubuntu を注目しているユーザーが多い反面、他の Linux ディストリビューションに関する情報がなかなか出てきません。
流石にそれは面白くないと、執筆者のあまのじゃく精神のスイッチが発動。
徹底的にリサーチと同時進行で Linux ディストリビューションの選定作業を進めた結果、Ubuntu を軸に デスクトップ環境を GNOME から KDE に変更。外身は Ubuntu だけども、中身は KDE と何ともディープ路線まっしぐらの My オリジナル Ubuntu に仕立て上げました。
とりあえず、Ubuntu と KDE で決定。
さて、ここからが本軸のパソコンの選定方法に入ります。
Linux ディストリビューションは、新しいパソコンパーツ類に対応している訳ではなく、古いパソコンパーツを対応が先進的に進む傾向が強めとなっています。
比較的情報が多い、Linux ディストリビューションは、新しいパソコンパーツ類への対応が素早いものの、まだ開発が間もない Linux ディストリビューションの場合、新しいパソコンパーツ類への対応に遅れがちです。。
今回だと、Ubuntu , KDE の2種類に対応したパソコンが欲しいので、新品ではなく、他のユーザーが使用したものを業者 , 店舗 , 会社が綺麗にリフレッシュして販売する、中古パソコン市場に注目しました。
その時にお世話になったのは、ジャンクワールドです。
昔から中古パソコンを販売する実績が豊富でなおかつ、そこで購入し、YouTube , Blog で紹介している投稿者が多く、ジャンクワールドがどんなところなのか。何も知らないよりかはマシな状況です。
実はジャンクワールド。自社通販サイトの他に Yahoo!ショッピング , 楽天市場にも店舗を構えており、PayPay 決済に対応している、Yahoo!ショッピング からジャンクワールドで取り扱っている、中古パソコンの中から選びました。
中古パソコンの条件は、主に3つ。
CPU < OSなし < 購入予算 の順です。
購入予算は、送料込みで 1万円前後。ジャンクワールドには、Windows 10 , macOS 入りのパソコンを販売していますが、OSなしパソコン , OSなしノートパソコンも販売しているので、それをチョイス。CPU は、メインで使用している世代がIntel 第3世代 Core iシリーズなので、第3世代以降の CPU を選択。
厳正なる選定を進めた結果、下記の中古パソコンが手元に届きました。
EPSON Endeavor AT992E - 製品仕様 👇
製品仕様は、あくまでも詳細に知りたい読者向けとなりますが、さっさと読み進めたいわ! と思う読者のために短くまとめると、CPU は、 Intel Core i5-4440 。搭載メモリは、4GB 1枚 。ストレージは、HDD 500GB の中古。OSなしですが、Windows の初期設定で Windows 10 Pro 64bit 版のライセンス認証が通りました。
それが送料込みで 10,800円でした。
EPSON Endeavor AT992E が手元に届いても、OSなし , 4GB のメモリ , 500GB HDD の中古だと、流石に CPU が良くても、性能不足です。
そこで、それらを補うために、いくつかの通販サイトで性能不足を補うパソコンパーツを買い揃えました。
実際に買ったモノは、下記のとおり。
CFD販売 PC3-12800(DDR3-1600) 4GB 1枚
オウルテック 2.5インチHDD/SSD用→3.5インチサイズ変換ブラケット ネジセット付き ブラック
hp SSD S700 250GB
TP-Link TL-WR802N
合計4点。購入先は、hp SSD S700 250GB の TSUKUMO 以外、全て Amazon にて購入。購入総額は、送料込みの税込みで 7,182円でした。
実は今回の買い揃えでミスってしまった、パソコン周辺機器があります。
I-O DATA WN-DX1167GR/E です。
2020年2月下旬にリリースした、比較的新しい Wi-Fiルーター。
この子を他の Wi-Fi電波を掴んで、有線LAN経由でインターネットを使う、コンバーターモードでの使用を想定し、I-O DATA WN-DX1167GR/E を買ったのはいいものの、現在使用している環境で運用中の I-O DATA WN-AC1167EXP との接続に何度も失敗。なんでかなぁ~とトラブルシューティングを試みた結果、まさかの I-O DATA WN-DX1167GR/E (子機として利用) と I-O DATA WN-AC1167EXP (電波の飛ばし元)を接続するには、双方がともに、メッシュ対応しないと、接続できないと発覚。
流石にそれは困ったと焦りに焦ってしまい、リスクを十分しっかり理解した上で、中国メーカー TP-Link から発売中の TP-Link TL-WR802N を Amazon の速達便で注文。届いたその日からセットアップし、何とか 2021年の年内に Linux 本格運用開始となりました。
現在はどのように運用しているのかというと、OS は Ubuntu 20.04 LTS 。デスクトップ環境を GNOME と KDE の2種類が共存し、メインは KDE を使用。
パソコンは、EPSON Endeavor AT992E をベースに Intel Core i5-4440 の CPU 。メモリは、4GB から 8GB へと強化。ストレージは、500GB HDD の中古を Windows 10 Pro 64bit をインストールし、hp SSD S700 250GB を Linux OS が入っている状況です。インターネットは、TP-Link TL-WR802N クライアントモード経由の有線LAN。
キーボードは、メインPCで使用している、サンワサプライ の激安メンブレン有線キーボードをそのまま流用。マウスは、メモリダイレクトからの商品提供で受け取った、USBレシーバー の無線マウスを使っています。
EPSON Endeavor AT992E に Linux をインストールする時に使った USBメモリ は、バッファロー RUF3-K16GA-BK/N の 16GB モデルを使用。インストールメディア作成ソフトは、Rufus を使いました。
USBメモリは、現実世界でお付き合いしている友人からのプレゼントで貰ったモノを活用しました。USBメモリは、0円で補いましたが、Amazon だと、税込み 650円で買えるので、性能不足を補うパソコンパーツの中に追加すると、送料込みの税込みで7,832円なので、8,000円以内で買い揃えた計算になります。
※マウス , キーボード ,モニターを省いてでの合計金額です。
中古で買ったパソコンに新品のパソコンパーツを取り入れるのはどうなの?と思いますが、全て中古品 , ジャンク品を買う自信がなく、純粋に Linux を本格運用したいので、そこは思い切って割り切りました。
とりあえず、2021年までに Linux 本格運用開始となりましたが、いくつかの課題を残して、本格運用開始となりました。
その課題を1つずつ、お伝えします。
Linux だと無線LANルーターへの対応が追いついておらず、そもそも Linux 非対応の無線LANルーターがあるほど、Linux において最初の難題が突きつけられています。
しかし、日本のお隣の中国では、Linux ディストリビューションの開発が活発的に行われており、海外メーカーで唯一、Linux 対応を謳う、TP-Link 製のモノを緊急使用していますが、流石に使い続けるのは、怖くて仕方がないです。
そのため、TP-Link から日本メーカーの Wi-Fi ルーターの選定を進め、2022年には本格導入にしようと考えています。
現在、メインPC を HDMI 経由で日本メーカー製のテレビに接続しています。
日本メーカー製のテレビには、HDMI が2系統あるため、片方にメインPC。もう片方には、HDMI ⇒ DVI 経由で今回のLinux 入りパソコンをつないでいる状況です。
ただ、Windows , Linux の2種類のOS入りのパソコンを2台同時運用しようとしたら、流石に 1つのモニターで済ませるのは、心もとないのが本音です。
そのため、2022年に入った瞬間から、HDMI 接続可能なPC , ゲームが接続できるモニターの選定を進めています。
できれば、導入コストを下げるべく、ミドルかエントリークラスのモニターを探しています。中古でも構いませんが、できるだけ新品か新古品に近いアウトレット品 , 中古品を狙っています。
現在、メインPC と併用でサンワサプライの激安メンブレン有線キーボードを使用していますが、1つのキーボードを2つのパソコンで使い分けるのは、流石に限度があるため、正直、これは困ります。
じゃあ、これをどうするのか。追加でキーボードを買って、それを Linux 専属キーボードにすれば済む話です。
ただ、2021年の年末で外出する余裕 , 通販サイトで注文する余裕なんてないので、2022年に入った瞬間、初売りのタイミングで買って行こうと思います。
これは本格運用した欲から生まれたものですが、Linux 入りパソコンを運用していると、新たなパソコンが欲しくなる欲(よく)が生まれてしまいます。
Linux ディストリビューションには、それぞれのディストリビューションに違いがあり、それをコンプリートするには、VirtualBox か GNOME Boxes を使えば問題解決するのですが、過去の経験からすると、それだとオチがありませんし、腑に落ちません。
もし、これは仮目標として、追加のパソコンを同じく中古で揃えようと、購入検討に入っています。
Linux 本格運用開始までの長い道のりは、本当に険しいモノでした。
累計の年月日時がどれだけあるのかは、怖くて見ていられませんが、この瞬間がとても楽しく、レゴブロックのように1つ1つのパーツを組み立てていく楽しみは、冗談抜きで格別です。
とりあえず、2021年の目標が達成しましたが、上記の『2022年に向けての課題』を1つずつ、じっくり克服していこうと存じます。
Linux のことは、ジャンクお宝鑑定団ではなく、Japan Freedom User でお伝えするので、もしご興味があるでしたら、下記のページからご覧ください。
中古パソコン , 新品パソコン , スマホ , タブレット , Android , iOS , macOS , Windows10 , Windows11 などについては、ジャンクお宝鑑定団をご覧ください。
ALIS の年内ラスト投稿は、現在、執筆中です。
投稿は、2021年12月30日目途としています。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ
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