新幹線ワープと青春18きっぷを1日でどこまで遠く移動できるの？実際に時刻表を見ながら実検証

こんにちは！こんばんは

青春18きっぷは、3日連続と5日連続で使用することが義務付けられています

そんな青春18きっぷで見受けられた手法に『新幹線ワープ』が存在します。新幹線ワープを使用することで、運行本数の少なさや待ち時間の圧縮に貢献できます

そこで今回、新幹線ワープと青春18きっぷを1日でどこまで遠く移動できるのかを実際に時刻表を見ながら実検証しようと存じます

新幹線ワープと青春18きっぷを1日でどこまで遠く移動できるのかを実際に時刻表を見ながら実検証：検証する上での条件

新幹線ワープと青春18きっぷを1日でどこまで遠く移動できるのかを実際に時刻表を見ながら実検証する時の条件として、以下の条件下で実行することを設定します

・新幹線への乗り換えに切符購入、移動、休憩を含めて13分を許容

・新幹線ワープの利用は無制限

・私鉄や第3セクター線の利用を禁止で全て青春18きっぷで賄う

・時刻表は、2025年8月11日時点の最新とする

・始発から23時59分までに到着する駅を【新幹線ワープと青春18きっぷを1日で○○駅まで行ける】とする

乗り物オタクや乗り鉄ガチ勢の場合、上記の条件を無視して、鉄道法や鉄道規約に反する違法行為を決行するため、今回は法令厳守と規約厳守で移動するとします。これは、全ての方々が安全に移動する目的とします

検証開始

まず、始発駅を設定します。執筆者は岡山県に住む関係から、岡山駅を始発駅とします。岡山駅を始発駅にした場合、以下のルートであれば、1日の移動が可能となります

 

スタート：岡山駅

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(6時05分 岡山発 こだま830号 新大阪行き)

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山陽新幹線の相生駅：6時21分着

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(乗り換え等を13分)

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(6時42分 相生[兵庫県]発 新快速 草津[滋賀県]行き)

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東海道新幹線の京都駅：8時44分着

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(乗り換え等を13分)

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(9時10分 京都発 こだま712号 東京行き)

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東海道本線の米原駅：9時29分着

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(乗り換え等を13分)

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(10時ちょうど 米原発 普通 大垣[岐阜県]行き)

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東海道本線の大垣駅：10時33分着

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(10時41分 大垣発 新快速 豊橋行き)

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東海道新幹線の名古屋駅：11時13分着

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(乗り換え等を13分)

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(11時38分 名古屋発 こだま718号 東京行き)

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東海道本線の豊橋駅：12時4分着

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(乗り換え等を13分)

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(12時24分 豊橋[愛知県]発 普通 浜松[静岡]行き)

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東海道新幹線の浜松駅：12時59分着

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(乗り換え等を15分)

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(13時17分 浜松発 ひかり506号 東京行き)

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東海道新幹線の静岡駅：13時37分着

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(乗り換え等を13分)

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(14時25分 静岡発 こだま724号 東京行き)

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東海道本線の三島駅：14時49分着

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(乗り換え等を13分)

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(15時19分 三島発 普通 熱海行き)

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東海道本線の熱海駅：15時33分着

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(乗り換え等を10分)

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(15時49分 熱海発 普通 高崎[群馬県]行き)

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東海道新幹線の小田原駅：16時10分着

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(乗り換え等を13分)

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(17時14分 小田原発 こだま732号 東京行き)

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東海道新幹線の新横浜駅：17時29分着

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(乗り換え等を15分)

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(17時54分 新横浜発 普通 東神奈川[神奈川県]行き)

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東海道本線の東神奈川駅：18時2分着

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(乗り換え等を10分)

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(18時14分 東神奈川発 京浜東北線 各駅停車 大宮[埼玉県]行き)

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上野東京ラインの品川駅：18時39分着

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(乗り換え等を10分)

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(18時54分 品川発 上野東京ライン・常磐線 勝田[茨城県]行き)

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常磐線の水戸駅：21時23分着

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(乗り換え等を5分)

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(21時28分 水戸発 常磐線 いわき[福島県]行き)

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常磐線のいわき駅：22時54分着

 

検証結果：岡山駅の始発を利用して、1日で『いわき駅』に着く

今回の検証では、岡山駅の始発に乗り込めば、1日で「いわき駅」に着くことが分かりました

新幹線ワープの回数

今回の岡山駅～いわき駅までの区間の間位、青春18きっぷ1日分を消費しつつ、新幹線ワープを無制限に実施したら、以下の結果となります

JR西日本管内

① 岡山～相生：16分の乗車時間、2160円

JR東海管内

② 京都～米原：19分の乗車時間、2160円

③ 名古屋～豊橋：19分の乗車時間、2330円

④ 浜松～静岡：20分の乗車時間、2330円

⑤ 静岡～三島：23分の乗車時間、1980円

⑥ 小田原～新横浜：14分の乗車時間、1980円

合計：111分の乗車時間、12940円

一番の時間短縮に貢献するのは、『名古屋～豊橋』『浜松～静岡』『三島～静岡』のJR東海管内の東海道本線と並行する区間です

区間分けしての利用のため、区間ごとに改札を出る必要があるものの、下車する駅でちょっとしたご飯や買い物を楽しむことができるため、それ以下でもそれ以上の『旅の楽しみ方』を得ることは、間違いないです

新幹線ワープを使う時の極意

新幹線ワープは、以下の条件の時に有効です

・1日の運行本数で1時間1本から3本以下

・並行在来線の乗車時間が1時間以上

・トイレ未設置の車両で長時間移動

・通勤通学や帰宅ラッシュに巻き込まれる

・人身事故で在来線の運行が停止

・自然災害で運転見合わせ

・新快速などの速達種別がない在来線の利用

上記の条件で『いずれか1つでも当てはまる』なら、必ず新幹線ワープを使うことでタイムパフォーマンスを高め、時間短縮に貢献できます

新幹線は、運行本数が多く、乗車時間を節約し、必ずトイレやゴミ箱がありますし、通勤通学や帰宅ラッシュに巻き込まれにくく、人身事故や自然災害で止まることが少ないと、新幹線の併用利用により、青春18きっぷを思う存分に堪能できるのではないでしょうか

しかし、青春18きっぷを使って、運行事業者(JRグループ)を妨害することは絶対にやめてください。全て罪に問われ、警察に逮捕や運行事業者からの損害賠償請求が確実に行われます

今回のまとめ

青春18きっぷを利用して1日で遠くまで移動する検証を行いました

今回の検証の条件として、新幹線への乗り換えに13分を許容し、新幹線ワープの利用は無制限。私鉄や第3セクター線の利用を禁止し、時刻表は2025年8月11日時点の最新。始発から23時59分までに到着する駅を対象とする検証を実施してみました

検証の結果、岡山駅を始発駅として、青春18きっぷと新幹線ワープを利用することで、1日で福島県の「いわき駅」まで移動できると分かりました

今回の移動で【新幹線ワープ】を6回利用し、合計の乗車時間は111分、新幹線ワープで使用する追加料金は、12,940円となりました

新幹線ワープは、運行本数が少ない区間や並行在来線の乗車時間が長い区間、トイレ未設置の車両で長時間移動する時などに有効です。ただし、青春18きっぷを利用して運行事業者（JRグループ）を妨害することは絶対にやめてください

さいごに

今回は、青春18きっぷと新幹線ワープを利用して、岡山駅を起点に1日でどこまで行くことができるのかを時刻表を元に検証してみました

検証の結果、岡山駅を始発駅として、青春18きっぷと新幹線ワープを利用することで、1日で福島県の「いわき駅」まで移動できることが分かりました

なお、今回の移動では新幹線ワープを6回利用し、合計の乗車時間は111分、追加料金は12,940円でした

新幹線ワープは、運行本数が少ない区間や並行在来線の乗車時間が長い区間などで有効ですが、青春18きっぷを利用して運行事業者（JRグループ）を妨害することは絶対に避けてください、避けない行動をすると、無条件に逮捕や損害賠償請求を受けることになります

この先、鉄道を利用した旅行や移動の際には、法令や規約を遵守し、安全に楽しい旅を楽しんでください

さいごまで読んでいただき、ありがとうございました

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