

レイヤー1に属するブロックチェーンであるMonadとプライベートウォレット大手のMetaMaskは現地時間の先月30日より、Monadチェーン上に$mUSDが登場しました
Monadチェーンとは、イーサリアム(EVM)と完全な互換性を持ちながら、秒間1万件のトランザクションという超高速処理を実現する次世代のレイヤー1ブロックチェーンです。ブロックチェーンのネイティブトークンは$MONで、ガス代の支払いとかで使用可能で、他のレイヤー1に属するブロックチェーンのガス代よりも安価で抑えられてる特徴を誇ります
mUSDとは、自己管理型ウォレットMetaMask内でのユーザー体験を簡素化するために作られた米ドル系の法定通貨担保型ステーブルコインです
ユーザーはウォレット内で様々な方法を利用してmUSDを入手し、MetaMask Cardを使って世界中で支払う体験などが得られます
対応ブロックチェーンは、ETHとLINEAの2つのみでしたが、今回からMonadが追加されました
mUSDには、MetaMaskならではの利点を活かすための工夫がなされています
mUSDを保管するだけで銀行の利息を得ているかのように、Lineaチェーン上のmUSDが保管しているmUSDの量に応じて、変動するAPYによってmUSDを毎日付与してくれます
さらに、mUSDは日本での発行が遅れているMetaMask Cardの主な支払い通貨として使用されます。MetaMask Cardは各国の規制等を完了した時点からApple Pay上と物理カードの発行を行えるようになり、日本もそのうちMetaMask Cardの発行が行われる計画です
日本にMetaMask Cardが上陸するまでにmUSDを用意しておいて、保管量を積み立てながら、上陸するまでの備えを進めておくと良いかもしれません
Monadチェーンが全世界より稼働開始したレイヤー1に属するブロックチェーンですが、MetaMaskはこれまでの間、レイヤー1ブロックチェーンのETHしかサポートせず、レイヤー2ブロックチェーンのLINEAの対応で留めていました。少なくとも、開発陣やmUSDを発行する会社との間で、なかなか思うような対応ブロックチェーンの拡大に難儀していたことでしょう
そんなmUSDですが、ETHチェーン以外のレイヤー1ブロックチェーンであるMonadチェーンを正式にサポートした意味が大きく、ETHチェーンやLINEAチェーン以上にmUSDのホルダー数が劇的に増えていくと主観的に思います
日本では、信託型ステーブルコイン『JPYSC』が登場したものの、対応ブロックチェーンはレイヤー1ブロックチェーンのETHしか利用できません
日本円を担保するステーブルコインで、とくに国内法を則って発行する歴史ある円建てステーブルコインはJPYCしかないです。その他にGMOインターネットグループ傘下の米国企業が発行する円建てステーブルコインGYENが存在し、JPYCには存在しないSOL、XLM、ARBのブロックチェーンをサポートしています
mUSDの複数のブロックチェーン対応には時間を要する見込みですが、Monadチェーンの対応は大変喜ばしい出来事ではないでしょうか
情報ソース:MetaMask Money Account Launches on Monad https://blog.monad.xyz/blog/metamask-money-account-launches-on-monad
文・編集:執筆者 https://alis.to/users/Shozao-web










