「ねえ、純菜。君は、本当に、僕の知っている純菜なの?」
実体化したOSの純菜と、フォトンコンピューター(JUNA)本体を目の前にして聞く。まじかで見ると、瞳の色やそばかすの位置まで何もかもが僕の良く知る純菜だった。
「うん。それ・・以上かな・・」
「それ以上って?」
「ま、まあ、いいじゃない。そのうちわかるわよ」