Cross The Agesというゲームがあるらしい、と知った時に、
とりあえずインストールして遊んでみる人、
プレイするに値するゲームなのかまず知ってからインストールする人、
の2種類が存在する。スマホに無料インストールして少し遊んでみることすらためらってしまう時間に追われる全てのCTA未プレイ現代人に向けての記事。
■安定行動を一つ学んでそれをこすってクリアするのが好きな人には向いてない
遊戯王でいうところのソリティア手順とか、パズドラでいうところのテンプレ編成組んで順番にスキル打って周回脳死プレイ、みたいなのが好きな人は向いてないかもしれない。盤面と手札が毎回ランダムかつ対人ゲームなので毎回その場で対応しないとまず勝てない。
■プレイ初期に負けまくるのが嫌な人には向いてない
ヘプタグラムによってCTAはとても奥深いカードゲームになっている。このやっかいな相関図に慣れているプレイヤーとそうでないプレイヤーとではプレイングに差があるのは当然で、「有利属性で殴るか、より攻撃力の高いカードで殴ればいいんでしょ?」と思っていると負け続ける。だからと言って、ヘプタグラムの相関関係を確認しつつ適切にプレイングするには持ち時間5分はあまりにも短い。したがって頭にヘプタが焼き付いていない初期プレイヤーは経験者に負ける。格ゲー初期のわからん殺しに近いものがある気がした。CPU相手ではなく対人ゲームはどうしても勝てるようになるまでが大変だ。相手も必死だから。
■初期戦力差があるゲームが嫌いという人には向いてない
このゲームを溺愛している課金プレイヤーと、「このゲーム楽しいのかな?」と様子見している無課金プレイヤーとの間にはデッキに入っているカードに戦力差がある。将棋のように初期戦力がイーブンではない状態から対戦がスタートする。ROTATIONと呼ばれる無料で使えるカードの支給があるのである程度戦えるけど、デッキ全体で見ると特に高攻撃力帯のカード枚数に差が目立つ。
■毎回異なる試合展開を楽しめる人には向いている
今回はこう来たか、とランダマイズ要素を楽しめる人はとても楽しめるゲームだと思う。序盤定跡のようなものは存在するが中盤には毎回ダイナミックな試合展開を体験できる。
■うまくなっていくプロセスを楽しめる人には向いている
経験をつんだ先に見える景色を見るために日々努力することが楽しめるというタイプの人には向いていると思う。1ターン最大2分、1試合の制限時間5分の間に考えなければいけないことが膨大にあるけど、定跡、属性相性、相手の行動予想、それに対する自分の対応、それらを適切に処理して、かつ勝利できたときの喜びは別ゲーではなかなか味わえない。
■麻雀が好きな人には向いている
麻雀においては技術の割合よりも運が占める割合が高いという説が一般的。つまり最善を尽くしていても引きによって負けてしまうこともあるということ。麻雀では「はいはい運ゲー。はいはい親被り」ということも多々あるけれど、「そういうこともあるよな、自分がツモ運いい時もあるもんな」と考えられる人や、長期的には技術に優れる人が勝つんだと考えられる人は、CTAも楽しむことができると思う。CTAでも引いたカードが必ずしも自分の欲しいカードとは限らないけど、技術でカバーすることで勝率を上げる事ができる。
■ワンチャンゲームで儲けようと考えている人
このゲームでは無課金でもカードを集め、強化し、それを市場で売却することで儲ける事ができる道が存在する。ゲーム内資産がゲーム内通貨にとどまらず自分のリアルの資産になるかもしれないということだ。ただしプレイ時間対報酬はそんなに美味しいものではなく、CTAを愛している人がお小遣い稼ぎできるかもね、という位に抑えられている気がする(NFA)