怒らないでください。ものすごく話を単純化します。
ALISを愛するアリスマンさんの場合
アリスマンさんは、1万円で買ったALIS壷を一つ持ってます。
ALIS壷は世界にその一つしかありません。
アリスマンさんは、その壷を愛するあまり「ガチホガチホ」と言って絶対に売りません。売ったら価値が下がると思っています。
なので絶対に売りません。売ることは罪で裏切りで親の仇です。
したがって、その壷は永久に1万円です。
ゼニを愛するALIS全然関係ない人さんの場合
ALIS全然関係ない人さんは、1万円で買ったALIS壷を一つ持ってます。
ALIS壷は世界にその一つしかありません。
ALIS全然関係ない人さんは、ゼニにしか興味がない守銭奴なので、高く買ってくれるなら平気で売ります。
ある時、2万円で売ってくれ、と言われたので売りました。そして愛するゼニを2万円手にいれました。
そして、ALIS壷の時価は2万円に上がりました。
その後、守銭奴のALIS全然関係ない人さんは、ALIS壷を3万円で欲しがっている人がいることを知りました。そして買ってくれた人がALIS壷に飽きたと聞きつけ、交渉に出かけます。
「18000円で売ってよ。それで焼肉で食べておいでよ」
まんまと18000円での買い戻しに成功し、そして3万円で売りました。
こうしてALISを愛してないALIS全然関係ない人さんのはたらきによって、
ALIS壷は3万円の時価になりました。
どうでしょうか。とても単純化していますが、これが相場だと思います。
銘柄を愛しすぎる「ガチホ族」が多いと流動性が低いためその価格は上がらず、銘柄なんて興味ねぇゼニだゼニだ!という守銭奴が、欲と駆け引きによって価格を上げてくれます。
ALISを愛するなら、出来るならば、しっかりチャートやトレードの勉強もして、何かイベントや材料で値上がりしたら売り、値下がりしたら買戻して枚数増やしたいですね。
そういうトレーダーが多いほど流動性が高まり、必要な時には価値が上がり、また必要な時には価格が安定します。
流動性の低い銘柄は、少し売られただけで暴落し、少し買われただけで「約定価格が高騰し」見せかけの含み益が出ます。
あ、あとALIS運営様。
もう少し流動性の高くなりそうな、利用者の多い取引所への上場も、よろしくお願い致します。
投資、投機という言葉についていろいろ調べてみましたが、パブリックな定義はないようです。アナリスト、投資家、評論家などが好きなように定義しています。
その中で一番、腑に落ちたもの
「価格変動期待への参加」が投機。
「経済実態の構築への資金の拠出」が投資。
仮想通貨界隈に「投資」している人ってどれくらいいるでしょうか。
他の金融商品の世界では、投資だ投機だの言説はもう少し磨かれているように思いますが、仮想通貨界隈にある、
①投機の失敗を、投資と合理化している
②銘柄推奨後の価格低下の精神的負担を回避するために投資だと言っている
というようなものを鵜呑みにして、大事な資産を失わないようにしたいですね。