以下の記事の夜、
飲み食い始めたときに
3円台だったレートが
会計のときまでに
41パーセントも上がり、
5.11円になった。
そして、きらりさんが
そのレートでの支払いに応じてくださったのは、
本当にラッキーだった。
しかし、ALIS払いのレートについて考えさせられる経験ともなった。
通常の貨幣経済圏には、
デビットカードと
クレジットカードがある。
デビットカードなら
決済したその瞬間に銀行口座から引き落とされる。
だから、もし外国旅行中、当該国の通貨で払う場合、
決済の時の、対円レートで支払うことになる。
クレジットカードは少しややこしいが、
今のレートにする?
それとも
引き落としの時のレートにする?
と聞いてもらえるときもあるし、
何も聞かれないで、向こうの決めているとおりのこともある。
ALISの場合も、お店がレート設定のルールを決め
あらかじめ、公表しておくしかないだろう。
しかし、一日のうちに50%近く変動する不安定さは、
お店にも、消費者にもリスクがある。
そこで、固定的な相場をユーザーが同意してしまったらどうかというアイディアも現れる。
極端な話、皆が1ALIS=100円で同意すると契約すれば、本当に100円になる。
仕入れなどの経費に、円を使わない分野なら、この契約は比較的容易だろう。
しかし、そのような業種どうしの取り引き世界が発達しているわけではないので、
円による経費を考えると、ALISの価値はどうしても、対円レートに影響される。
それも考慮して、かつ固定で取り引きしたければ、直近の特定期間の平均をとるという方法もある。
もっとも、これは、半固定であり、その期間を過ぎれば、見直すことになると思う。
一方、皆は感覚的、現実的に、
正直、1ALISいくらという感じがしてるのさ?
と探る方法として、ワインパスさんの行なったオークションは、面白い試みと思った。
この記事によると、
私達は取引所の変動相場から独立した感覚として、1ALIS=6〜7円で同意できる可能性があるのではないかと
僕は思った。
いや、しかし、円経費との落差問題は、やはり残る。(・_・;)
しかし、直接的に円仕入れ持ち出しの売り手以外は、
できるだけ、
6円程度で固定化すれば、売り上げが上がるという効果はあるかもしれない。
実働対価や、部屋(ゲストハウスなど)その他の物貸し対価、既に余剰になっている在庫対価などは、
6円換算固定です! レートよりお得です!
ということが、可能かもしれないと思った。
ちなみにゲストハウスは、予約時レート? チェックアウト時レート?
前者は、レート高い時に、これなら行こうかなと予約するだろうから、消費者有利。
後者は、お互いにドキドキだろう。
(あまりに低いとき、消費者には、必殺円払いに変更という手があるが。)
どちらにしろ、6円か、あるいは5円でも固定できれば、
まさかの展開が互いにないので、リーズナブルな気がする。
とにかく、一日に50%も動くのは不安定すぎる。
個人的には僕は何を買うにしろ、少なくとも5円以上の時だけALIS決済したい。