ALISに関して
信頼できる取引所が皆無という事態の中
暗号資産古物商は大きな希望の光でした。
たとえ、ALISが換金不能のホワイトトークンになったとしても
皆が同意してALISに交換価値があることを認めれば
「ALISの根源的な目的→ALIS経済圏で生活できる」が実現できる可能性すらありました。
3月ごろに和らしべなどが本格始動するという告知は
その後に取引が盛んになり、みながALISの交換価値を認める時代が来るかもしれないという希望のよすがでした。
しかし、現実には、ALISの換金性がなくなると、暗号資産古物商にとってALISの価値は下がり続けました。
さらにALISで何かを買いたい人はいても、ALISで何かを売りたい人は少ないという問題がありました。
僕はアマゾンマーケットプレイスで数万円のプレミアがついている自著をたった数百ALISで売るというセールを何度か試みましたが
売り上げはそこそこでした。
しかし、今思えば、たくさん売れていたら、今、手元にだぶついているALISがもっと増えただけなのだから
それほど売れなくてよかったのです。
ある時点でALISへの希望を失い、円でしか売らないように方針を固めました。
ALISで物を売る人が少ないということはALISを処分したい人>ALISが欲しい人なのだということを意味します。
暗号資産古物商の手元にもALISはだぶつき、そのALISで物を売っている人がいないと、暗号資産古物商にとってもALISの価値は下がります。
使い道のないALISによる支払で、代理購入したり、他の通貨で仕入れた商品を売ったりしたくないのは当然です。
電子クズで支払ってもらうことは、ババをつかむことです。
結局、換金性がないけど、皆で価値を創造するという試みは失敗を深めてきたのではないでしょうか。
換金性のないトークンが皆の合意で、レートに関係なく価値を持つというのは、夢に終わりつつあるのではないでしょうか。
今、メロンパスさんはALIS払いでもアートを売っているのでしょうか?
もう僕はALIS払いでは著書を売りません。
他に何が買えるのでしょうか。
@1円でTシャツなら買える?
そもそもALIS人口が少なすぎます。
そのため、市場は形成されておらず、特に生活必需品を売る人がコミュニティに殆どいません。
一時期和らしべがラインアップしたのはネクタイなどが多かったですが、ネクタイは生活の糧になりません。
早い話が食べられない。
家賃も、光熱費も払えない。
ALISで農作物を売ったり、ALISで電気を供給するぐらいのコミュニティが形成されない限り、ALISで生活するなんて夢物語なのです。
結果論になりますが、去年の秋ごろ、まだ@5円でALISで代理購入をしてもらえた頃に持ちALISを全部使うのが、個人にとっては一番マシだったでしょう。
僕は2万ALISほどは、3円から5円のレートで様々なものを買いました。
(きらりで食事したときも、5円強でした。)
しかし、ALISの未来に期待する言説に惑わされ、残り2万ALISを未来のためにキープしていました。
それは電子ゴミになりそうです。
去年の秋まで常に持ちALISが0になるまで、稼いだ尻から使い続ける方がよかったのです。
残念!
今はもう記事を書いてALISを得ることには、徳を積むという皮肉以外に特に意味はありません。
てか、僕はミュートが多いという理由で殆どALISが配布されなくなりましたが(ミュートが多くてもコアなフアンのいいねはいいねに違いないだろうと思うので未だに意味不明ですが)、
ちょうどALISが欲しいとは思えなくなる時期と重なっていたため、時間の無駄を省くことを促されて、かえってよかったと言えるほどです。
ALIS払いでこれを売るよという人は連絡してください。
僕はALISを処分したいです。
僕がALISを処分したことを後悔するような発展が今後あれば
びっくりです。
ALISの会社、および信者には、やってみせろよ!と言いたいです。