THA
各種アプローチのコツとピットフォール
世界的に最も頻用されているアプローチ
初回THAの42%は後方アプローチ
外転筋への侵襲がすくないため外転筋の筋力低下は少ないこと
前方軟部組織を温存するため前方の関節安定性に優れる点が利点
後方アプローチの最大の欠点は、後方軟部組織を摂理して侵入するため、術後の脱臼率が高いこと
後方軟部組織を修復しない場合、脱臼率は4パーセントである
他のアプローチにおける1パーセント前後の脱臼率と比較し、高い
後方軟部組織を修復することで脱臼率を1パーセント以下に抑える
筋腱温存型のアプローチと比較し脱臼率、また脱臼による再置換率に差はないとする報告も多い。