適度な強度の有酸素運動は、高齢者の骨格筋の質を向上させますの論文読みました

歩くだけで筋力が改善するのかと思ったが結構厳密に栄養なども管理されているため歩くだけではなかなか筋力は改善しないものだと思う。

概要

筋肉と強度の加齢に伴う不随意の喪失であるサルコペニアは、臨床的に関連する機能低下に進行する可能性があります。レジスタンスエクササイズは、筋肉と筋力の低下を緩和しますが、一部の高齢者では実行できない場合があります。有酸素運動トレーニング（AET）は心肺の健康を改善します。ただし、タンパク質の代謝回転、筋肉量、および強度への影響はあまり明確ではありません。我々はAETが肥大と強度を促進する基底筋原線維タンパク質合成（MPS）と毛細血管形成を改善するかどうかを決定することを目指した。 AETはMPSと毛細血管の増加により筋力を改善すると仮定しました。高齢者は、非運動（NON; n = 11、71.4±4.18年）または運動（EX; n = 12、73.7±4.05年）にランダムに割り付けられました。 EXは24週間のAETを完了しました（週3回の歩行、45分、70％の心拍数の予備）; NONは座りがちなままでした。安定した同位体トレーサーが注入されました。 MPSおよび毛細血管形成は外側広筋筋生検から分析されました。強度は、等速性ダイナモメトリーを介して測定されました。除脂肪量は、デュアルエネルギーX線吸収測定法で測定しました。基礎MPSは、EXで増加し（+ 50.7％、P = 0.01）、毛細血管密度（+ 66.4％、P = 0.03）、ピーク酸素消費量（+ 15.8％、P = 0.01）、大腿四頭筋強度（+ 15.1％、P = 0.01）、および筋肉の質（ピークトルクを脚の除脂肪量で割った値、+ 15.5％、P = 0.01）。除脂肪量は変化しなかった（P> 0.05）。 AETは、高齢者の筋肉タンパク質代謝回転と毛細血管形成を増加させ、筋肉の質を改善します。