非予測的なカッティング動作時の膝関節外反角度と大腿骨前年角との関連についての論文を読みました

スポーツ活動中に好発し、他者との接触を伴わない非接触型損傷が約７０％

両脚ドロップジャンプ着地時に膝関節外反角度とモーメントの増大を示す対象者は、ＡＣＬ損傷発生リスクが高かった

膝関節外反に影響を与える要因として、解剖学的な要因である大腿骨逃亡の軸と大腿骨頸部の軸と大腿骨頸部の水平軸とがなす角度9であり、標準値は１０°から１５°である

股関節を内旋することによって股関節の適合性を増大させるような代償が生じる

股関節内旋は荷重位においては膝関節外反角度の増大と関連する

最大膝関節外反角度と大腿骨前年角の間に正の相関を認め、大腿骨前年角の増大によって着地前後の大殿筋の筋活動が減少した

大腿骨前年角の増大は片脚着地動作時の膝関節外反角度の増大と関連

先行研究では過度な大腿骨前年角を有する対象者での検討を行っており、本研究の対称者は標準的な範囲内での大腿骨前年角の大小は非予測的なカッティング動作時の膝関節外反角度に与える影響は少ない