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あなたは「君子」の道を歩んでいるか? 「小人」の道を歩んでいるか?
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「易経」は、天地の深遠な道理を説いている
哲学の書物として尊ばれてきました。
周の時代に存在した周易に、10篇の解説(十翼と言います)を付して「易経」を確立したのが孔子です。
「易経」は、四書五経の筆頭に置かれて明治の初頭までは日本の知識層の必読の書でした。
「明治・大正」という年号も「資生堂」という社名も、「咸臨丸」という名も、「蒋介石」という名も、「文明」という言葉も、「交通」という言葉も、出典は「易経」です。
今回は、十翼のひとつ「繋辞下伝」を味わってみましょう。
子曰く、徳薄くして位尊く、知(ち)小にして、謀(はかりごと)大く、力少なくして任重し。及ばざること鮮(すくな)し。
(説明)
孔子は言う。
徳が少なく、人格が足りないのに、地位が高い。
智慧が小さいのに、計画ばかりが大きく、大言壮語。
実力がないのに、責任だけ重い。
こんな奴が、目標の達成に及ぶことは少ない。
最初の言葉に出てくるのは、人間的に「小物(こもの)」のことですね。
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器の小さい人間は、何やったってムリだ。
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ここに、人生の基本的な考え方があるといっていいでしょう。
みなさんは、君子ですか?小人ですか?
易経のお味はいかがでしたでしょうか。
刺さりましたか??
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