誰にも振り回されないように
夜の青い丘の町を歩く。
それに従うべきなんだよと
同調圧力を力任せに正義感ぶるバイアスなんて
きっと丘の上で吹かれる穏やかな風に比べたらどれもこれも滑稽な代物だね。
そうか。
気分屋で、沈黙の春に魅了されている君でも、やさしくなれるのでしょうか。
部屋の窓をそっと開けて
吹いてくる風を感じて生きていくのって、それはきっといいもんだね。
ゆっくり呼吸をして
ゆっくり美味しいものを食べられる。
それもきっといいものだよね。
思い出はビターな方が
今の僕にはきっと合うのかな。
誰にも振り回されないように
夜の青い丘の町を歩く。