酸素を吐き出すように勘違いしていた僕たちは穏便な海の中の溺れる海獣だね。
それはきっと銀河の不思議な輪っか。
白いワインに浸したそれは
他者には透明に見えた永遠の夢かもしれないね。
ほら見えた横浜の駅を走り出した彗星を追いかけて。
青空をばら蒔いたような海沿いの道にしっとり笑う自然数の群れを落として
常にプラスの無限和の規則性を抱えて一緒に走りだそう。