GPT4は、現在3時間ごとに25件までしか送信できなくなっているようです。これは需給バランスによるものがあるため、先日4時間で100件といったものは嘘という風になります。
では、ChatGPT3.5と4ではどのようなことが異なるのでしょうか。少しの仕様しかしていませんが、その感想も交えて解説していきたいと思います。
GPT3.5では主に対話上でのミスがありました。例えば、「ONE PIECE」のキャラクターを登場させて喋らせる場合、その内容がすこし他の要因に左右されることがありました。例えば、ONE PIECEのルフィというキャラクターを、自作キャラと喋らせた場合、自作キャラに大阪弁をしゃべる性格を盛り込んでいると、なぜかルフィも大阪弁を喋りだす、などです。
このようなミスがGPT3.5ではありましたが、4ではそのようなミスはなくなり、積極的に作品に忠実なキャラ設定を貫くようになっていました。つまり、いちいち事細かに設定を弄らなくてもある程度の出力はミスなくできるようになっています。
もう一つが長文出力です。3.5の時は長文とはいっても3000字ほどが最高でしたが、4は25000字まで膨れ上がり、非常に円滑に出力します。文字数が増えることで一出力当たりの計算量が増えるのかどうかは知りませんが、非常に有効なアップデートといえるでしょう。
しかし、いまだに改善されていない欠点も同時にありました。それは区切れ終わりです。GPT3.5では解説させている途中で区切れ終わりが生まれていましたが、これは4になっても変わらずに存在しています。
主要部分は出力されているから問題ないものの、最後のほうがいまだにあいまいであるのは何とも言えません。
一般的にGPT3.5は小学生レベル、4は大学生レベルだといわれています。実感としては確かに3.5よりはましになったかもしれませんが、大学生レベルかどうかはわかりません。ただ、聞いたことのないような知識もばんばん答えてくれるという意味では、非常に便利?といえるかもしれません。
LLMの利用に関してはどちらかといえば利用者の質のほうが重要だという意見もありますが、結局使ってみなければわからないということで、いろいろ試してみるのもいいでしょう。