※この記事には私見が含まれます。
現在盛り上がっているFPSといえばVALORANTだろう。しかし、eSportsという枠組みでは、そのゲームに限らないタイトルが盛り上がっている。
このページは、現在における様々なeSportsチームのプレイヤーの獲得金額が載っている。見ればわかるように、最も稼いでいるプレイヤーの国籍は韓国かタイであることがわかり、この二か国だけで大半のランクを占めてしまっている。
また、先ほどVALORANTが盛り上がっているといったようにVCT(VALORANT Championship Tour)におけるシーンの興隆は、ここ最近のFPSが過去とは違ったブームの上に載っているようにも思える。それは、日本におけるeSportsの変化だろう。昔はいなかったようなスター選手がVALORANTやAPEXにおいて確実に生まれている。
そしてそれは、ゲーマーという枠組みを超えて生まれてきているように思える。この前、とある記事でこのようなことが書いてあった。
メタバースは最後の共有地だ
この言葉の意味するところは、ほかにメタバースについて記述のあった「クリプト、XR、SNS、ゲームの出会うところ」に重なるように思える。
つまりは、現在のeSportsの盛り上がり、そしてVRデバイスやARゴーグルの深化、Web3の発展、SNSへの問題提起は「メタバース」としてとらえきれる。
さて、話をVALORANTに戻して「VALORANT チャンピョンシップ2021」が2021年、ベルリンにて開催され、欧州チームのAscendが優勝した。この大会では、2位がロシアチーム、3位タイがオランダとアルゼンチンのLiquidとKRUであり、軒並み欧州勢がVALORANTの有力候補に挙がっていることがわかる。
そして、最近行われているのが、このチャンピョンシップの前に行われるVCTといわれるものである。これは「VALORANT チャンピョンシップツアー」のことで、Mastersとチャンピョンズの二つから構成されいる予選のことで、場所はアイスランドのレイキャビクで行われている。
現在ではまだmasterの最初の段階が行われているのみであり、2022年を通して最終的にチャンピョンシップに行きつくような感じになっている。