※この記事には私見が含まれます。
テラフォーミング。
これは宇宙進出を掲げる人ならば絶対に一回は聞いたことがある言葉かもしれない。しかし、火星へのテラフォーミングはどうであろうか?
火星は確かに地球から近く、そして住めそうな惑星だという認識があるが、本当に近くて住めそうな星か?とは思ったりする。
まずもって住む場合、放射線の影響を加味して様々な工夫をしなければならず、地球上よりもはるかに多くの放射能を浴びることから、火星に住むということは必ずしも死人を伴うように思える。そして、ロケットを一日に1発打ち上げ続けても、地球とは全く異なる環境下で衣食住を実現できるかどうかは定かではない。
もしも、火星に住めたとしても、いろいろと放射能関係のブレークスルーがない限り厳しいようにも思えたりする。
そして、もう一つ突っ込みたいことがある。火星に住むとは言ものの、それ以上にプロキシマケンタウリのほうがいいのではないかということだ。確かにプロキシマケンタウリは火星よりもはるかに遠い、4光年先にある天体である。しかし、ハビタブルゾーンに位置しており、少なくとも火星よりも住みやすいような環境があるのではないかと考えてしまう。
わざわざほかの恒星系まで行くのは面倒かもしれないが、確実なテラフォーミングを目指すならば火星よりもプロキシマの存在がちらついてしまう。