※この記事には私見が含まれます。
ゲームプレイにおいて、タイトルを販売、または保存してくれるプラットフォームはこの上なく重要であり、現在ではSteamやEpic、そしてOriginにG2Aなどがある。
しかし、プレイヤーにしてみればすべてのストアをパソコンやデッキに入れておくのはストレージ的要領からして避けたいものがあり、クラウドゲームプラットフォームが登場したとはいえ、いまだにオールドプラットフォームの使用シーンは残っている。
確かに、マイクロソフトやアマゾンにグーグルなどのゲームプラットフォーム、例えばGoogle Stadiaなどのほうが、デバイスにかかる負担は少なくなるものの、タイトル数が限られたり、早期アクセスのゲームがないことがあり、これを考慮すれは多少のメモリを気にしないでもEpicを入れておくほうがいいと思ってしまう。
しかし、いざEpicやSteamを入れておくと、ログインのたびにパスワードを入れなければならず、多くのストアやゲームプラットフォームがあるというのは、プレイヤー的にはやや面倒な部分が否めない。
しかも、EpicにSteamはどちらも非常に多くの選択肢を取り揃えている一方で、どちらもセール時期が異なったり、若干タイトルの不整合があったり、Steam専用のデータ形式をとるものもあったりと、いろいろとかみ合わせが悪い。
そのせいでか、例えばSteamでお気に入りのゲームがEpicではないということがまれにある。もちろん、非常に有名な開発元から出ていたりすればどちらのプラットフォームでも遊べたりする。しかし、データ保存は基本的に別になることは多い。
つまるところ、次世代のゲームプラットフォームであるクラウドゲーミングに移るか移らないかという状態で、SteamやEpicなど豊富に取り揃えがある、しかしそれらは別個のゲームの入り口であるといった、噛み合わせの悪いゲーム開始環境は重い腰を上げるに至らないため、何とかするべきだということだ。
例えば、EpicかSteamかという場合、どちらを踏みつけるべきなのか。個人的にはEpicは外すべきだろう。
Epicは、確かに週一で無料のタイトルが一つ以上配布されるうえに、ゲームエンジンやクーポンがあることがメリットである。そして、UIがシンプルで情報が少ない。
一方でSteamは、コミュニティやワークショップの存在が大きく、VRコンテンツに対して非常に豊富な選択肢がある。また、基本的に早期アクセスだったり、細かいゲームジャンルだったり、自分でゲームを探したい場合非常に多くのツールがある事がメリットといえる。
こうした時、確かにSteamのほうが優れているためそちらを入れていればいいだろうと思われる。
確かに、その通りでSteamを入れていればPCゲームはそれで完結すると思われるが、実際にそうはいかない。
なぜなら、そもそもPCゲームの購入窓口はEpicとSteamだけではないからだ。OriginやG2A、またはAmazonやその他のサイトもある。つまり、入り口が広すぎるあまり、ほかのゲームサイトも見てしまうということがある。
そういったとき、週に一回、または毎日無料ゲームを配布していて、さらにはタイトル数もSteamに劣らないようなEpicがあった場合、そちらをインストールすることはないでもない。
この2大巨頭は、明らかにGoogleクロムを使うか、ほかのブラウザを使うかといった悩み並みに悩める問題だといえる。