VALORANTにAPEX、オーバーウォッチなど、あまたのFPS(一人称シューティングゲーム)が跋扈する現状ですが、私としては無意味にそれを行うのは危険だと思っています。その理由はいくつかありますが、それがたとえバトロワでも5 v 5でも長期的に見てお勧めできるものではありません。
一つは、難しいことです。大体の対戦ゲームをやればわかる通り、そこにいるのは毎日といっても過言ではないほどゲームをやりまくっている猛者たちです。そんな彼らを相手にして勝つというのは想像以上に難しくあります。個人的にはJavascriptを学ぶよりも難しいと思っています。そんな猛者が集う無料対戦FPSは初心者にとっては禿げるような場所です。
二つ目の理由は、モチベーションがないと続けれられないというところです。VALORANTやオーバーウォッチは途中抜けに対して非常に厳しい声があり、気楽に遊ぶような真似は許すまじ、といった感じなので、これまでのゲーム観を一新したうえで臨む必要があります。それには、最低でもゲーミングチェアやキーボード、マウス、マウスパッドなどありとあらゆるものを最新ものにし続ける必要があるのです。気楽さを重視するならば、周辺機器への投資までしてゲームをプレイするといえます。
3つ目は、対戦以外のクリエイティブな要素がないことです。例えば、TrainsimulatorやCities Skylineなどでは、いかに勝つか、以外の視点が存在します。それは対戦FPSに比べたら陳腐なものに見えるかもしれません。原神なども相手をどう打ち負かすかではなく、物語や世界探索を楽しむということが基本的な価値観要素です。このように、対戦だけでは養えない感覚があることも理由にしたる部分があります。
Twitterで命を絶つということが起きてしまった以上、インターネットは厳格なルールを必要としているのは明らかになりましたが、それはVALORANTなどのFPSも同じといえます。オーバーウォッチやVALORANTでは、突然味方VCに入ってきて立ち回りの指示をしたり、戦局が悪くなるとあきれ声を出したりする煽り行為などが多くみられ、一応ほとんどのプレイヤーは対処に成功していますが、今後これも何らかの事件を生むということが予測できます。
最近隆盛の一途をたどっているゲーム界隈ではFPS以外のゲームも多くあります。中でもマーベルの新作スマホゲームであるSNAPだったり、クリスぺをはじめとするカードゲームないしはブロックチェーンゲームもまた面白いといえるでしょう。しかし、BCGに関してはまだその倫理性を議論する余地があり、今後の展開には注視したいとも思っています。
米国などでは、Web3はすでに冷え切った時期に入っており、すでに熱望の対象ではなくなりました。もしかしたら、これから日本でも初めてのGameFiブームが来るかもしれませんが、それは世界に比べたら少し奇妙で独特なものかもしれません。そして、対戦FPSというジャンルはますます大きくなるでしょう。その一方で、FPSが抱える精神的問題(ゲーム内でのあおりなど)も今後は無視できないものになっていくでしょう。