※この記事には私見が含まれます。
ZEPETOというアプリをこの前紹介したものの、それについて実際に遊んでみた感想を書いてみる。結論から言うと、「アバター版Tiktok」である。アプリ内には、Tiktok的なソーシャル投稿機能と、ゲームメタバース空間が用意されており、自身の作り出したキャラクターを使ってZEPETO内で活躍することができるというものである。
最も、自分て作ったキャラクターを服装などカスタマイズした後で、SNS的なソーシャル機能でいろいろと面白い投稿をして人気を稼ぐというのは、新しい感覚を呼び覚ますきっかけにもなりそうなものである。
ここで驚きなのが、ZEPETOのユーザーが連弩の高いアバターTiktokをどんどん生み出していることだ。一応ZEPETOには、最初に使えるコンテンツがあるものの、ほとんどすべてのインフルエンサーはそれらを加工素材として利用している。
つまりは、ほとんどが手作り動画で、まさに「デジタルクリエーション」の実験台がそこにあった。いかに面白いダンスや音楽、乃至は日常風景を工夫してみせるかという点においては、Tiktokでは見られないものがあるように思える。
そんなZEPETOのメリットは多いように思えるが、逆にそこまで過大評価しなくてもいいこともある。それはゲームであり、購入シーンである。これらについては、少し雑になっていると感じており、特にゲームは遊べるものが少なく、内容も低クオリティなんじゃないかと思わざるを得ない。また、アバターのための服装などのコーディネート要素も、服の値段とアプリ内通貨を稼ぐ手段のバランスからして「課金御用達」になっていることは否めない。
ほしいものがあれば課金すればいいだけだが、これはまだ完全なものではないとうかがうことができる。というより、ここまでくれば本当に仮想空間内で生活していくことができるのでは?と思ってしまうほどだが、ちょうど現実とデジタルのはざまにいるような感覚になり面白いは面白い。