どうもこんにちは。
新米心理カウンセラー・あぶです。
突然ですが皆さん、今、笑ってますか?
ここ数日のビットコイン価格の急落、仮想通貨市場の低迷により、含み益が損失に一転して落胆したり、今後の悲観的な市場予想を見て絶望したりしている人もいるかもしれません。
そこで今回は、苦しい状況を“笑顔”で乗り切る方法を紹介したいと思います。
たとえ苦境にあっても、笑っている間は、その人はその境遇を超越している。恐れ、落胆、絶望といった感情から一段高い所へ抜け出している。
ロシアの人権運動家ネイタン・シャランスキー は、旧ソ連の刑務所で9年間過ごし、死刑の宣告を受けて1年4カ月間の独房生活も経験した。
ソ連の秘密警察は「銃殺刑」という言葉で絶えず彼を脅し続けた。彼が恐怖をどうにか克服できたのは、ユーモアのおかげだった。
「銃殺刑をネタにジョークを作って、その言葉をしょっちゅう口に出すようにした。15か20もジョークを作れば、その言葉に耳が慣れてしまい、恐怖をおぼえることがなくなるのだ」
シャランスキーは、ユーモアで恐怖を乗り越えた。耐えがたい状況を笑いのめすことによって、 耐えられるものに変えたのである。
--『笑いの治癒力』
私たちが苦しいと感じる時、生じた出来事そのものが苦しいというより、それを「苦しいことだ」と思うから、苦しくなるというところが大いにあります。
つまり、苦痛を呼ぶのは事実そのものではなく、その事実との付き合い方というわけです。そして、苦しい時にユーモアの助けを借りることは、私たちにできる最も賢いことの1つといえます。
笑いを生活に取り入れるには、様々な方法があります。
例えば、話を大げさなまで誇張したり、ナンセンスなことをあえて行ったり、悩みを大声で言って笑ったりすると効果的です。
私の場合、気分が落ち込んだ時はひたすらバラエティ番組や漫才を見ます。自然と笑顔になれるだけでなく、何時間も見ていると、「バラエティ番組を見続ける自分」が滑稽に思えて、笑えてくるからです。
最後に、以前働いていた職場の先輩からいただいた、次の助言を紹介します。
「縦ジワのある人生より、横ジワのある人生の方がかっこいい」
何か難しいことを考えている時、苦しい時には、眉間にシワがよってしまいがちです。その積み重ねにより、顔には縦ジワができていきます。すると、何もしていなくても周囲に怖い印象を与え、空気が緊張してしまいがちです。
そうではなく、笑顔でいる日を増やし、横ジワを顔に刻んでいく。その方が、縦ジワのある人よりも周囲に好印象を与えるし、人生において苦難も自然と少なくなっていきます。
今の相場も、苦しい状況「だからこそ」、損したこともいつも以上に笑って、乗り切っていただければと思います。
【PROFILE】
あぶ(新米心理カウンセラー)
滋賀県生まれ。修士(公共政策)。2018年、心理カウンセラーの資格を取得。書籍を年間約200冊読み、ブクログでレビューを書いている。LINEスタンプも不定期に作成し、販売している。
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