さて、引退記事最終編にして問題記事です。
5月にクリスペをはじめ、そこそこgoldを買いつつ、概ねすべてを売り払い、引退を決意した理由について書いてみようと思います。
…まあ、批判的な記事にはなってしまうのですが、今後の運営への期待だと思ってください。一応記念でそこそこの景品アセット(ヒスイ・フローライト・リフレクト#1…)を持ってますし、ゲームの価値自体が暴落してアセット価値が崩壊することは私も望んでいないのですから…
さて、前置きに、多分みんなが書いていることなので一応いいとこをさくっと。
ゲームシステムは楽しいです。手軽だし、単純だからこその奥深さがあります。そして何よりプレイヤーが大変熱意もあり優しく、基本的にとっても民度が高い。
しかもカードは売買が可能です。10万円以下の合計購入額で数万円の利益、これはまあ遊びとしては上出来な方ではないでしょうか(具体的には引退記事①参照)
ただ、切に改善が必要な点・大きいと思う問題点は以下3つです。
①カードバランスが事実上是正されず、実用的な戦略に多様性がない
②運営があまり仕事してない
③NFTとしての透明性がない
①カードバランスが事実上是正されず、実用的な戦略に多様性がない
プレイヤーは青一強の環境をよくご存じと思います。
TCGで伝統的に青は強いそうで、ドローソースがあるとか、戦略の多様性によるものが理由として挙げられるようです。
ただです、ただですね…
それを差し引いてもクリスペ青は明らかにコスト対効果がバグってるカードが多いです。仮に青じゃない色にいたとしても単独でエースを張れる、チートカードが多いです。
2コスで出せるスノウドラゴン、7/7の軽さではないのに加えて、進化中のダメージ無効・手札に戻っても進化したまま(速攻持ち)とかいう、明らかな異常スタッツ
存在する限り相手の攻撃力をほぼ無効化できるフロスピ、6コスで6/6とか何言ってるんですか?
アリスの手札に戻す能力、4コス以上は必要では…? …などなど
その他ベヒモスや、使用頻度は低いものの玄武などなど、単体能力がバグっており、ランキング上位は基本青が多いです。
まあ他色を強化する形で確かに追加カードもでています。今は白もかなり強いですし、赤もレジェ→次のセールスなどで強くなっていくかも…。
…ですが。
青の単体強カードに合わせて各色強くすれば、特定のゴールド持ってれば強い、的な、ブロンズはもうゲームにもならないみたいな状況になりますよ?
そもそもゲームバランスを数カ月とかで改善できるほどのカードの発行頻度でもありません。
どう考えても(主に青の)ゴールドカードのナーフが必要なんですが、それは所有者が反対するでしょう。実際はクリスペ規定は販売カードナーフ時は当時のSPL価格で返品可能の規定があるので、もうトラブルなしにゴールドをナーフできませんね??ETHは爆上がりですから…
ナーフできないならせめて禁止・制限カード導入、強カードの色移籍(青に固まりすぎているため)など対応が必要と思います。
このへんの調整機構がはたらかないのであれば戦略が単純化してつまらないんじゃないかなと思います。
あと、主題ではないですが、雑赤アグロがチャレカ低層などに湧いてるので、イベントは常に強アグロ対応が必須になり、特にブロンズクラスの戦略幅が大幅に下がってます。色によってはブロンズでのアグロ対策がそもそも乏しいので、デッキ構築の巧拙にかかわらず完成度が低い赤に負けるのストレス溜まると思います。この辺も調整は必要かもしれません。これは投票とかでかわっていってくれたらいいのかも。
②運営がまともに仕事してない
まあ、毎月のチャレンジカップや公式大会はあります。セールスは定期的にありますし、そのカードは運営に考案いただいているんでしょう。ただ、大会開催者に商品提供するからっていう体で、新規カードのレベリング大会やブロンズ級大会など、コンセプト系の大会はすべてユーザー任せで、なんだかんだ開催者はわりと自腹で景品を用意しています。
チャレカや公式大会自体はルール設定して走らせてるだけだろうし、なんというか、運営側は盛り上げるために努力しようという気概があまりありません。
クリスペを盛り上げようとする協力的なユーザーが多いから成り立つものの…
おまけに通信障害は普段からあり、大会時など混み合うとひどいときもあります。
11月のチャレカで通信障害がひどすぎてtwitterでも批判殺到でした。
チャレンジカップは通信障害の補填制度がありますが、10月にイレギュラーな通信障害の補填申請したら結局補填されない旨の返信をいただきました。大会期間が余裕で終わったあとに。
可否かかわらずそれは期間内にするべき返信じゃないですか??
…サポートは対応が面倒になるとスルーせざるを得ないくらいの人員なんだろうなと思います。
ブロックチェーンらしい、そもそも自律したエコシステム目指してるならまあいいんです。でも毎回新規発行されるカードのカード代がどこに支払われるかっていうと運営です。
しかも、なかなか商魂たくましい。だって…
紹介で入ったユーザーの購入カードの購入額の一部が紹介主に入る、とかいう制度、なんかやばい商法っぽくないですか??
まあ実際合法なんだろうし楽しいんならそんなにうるさいことは言わないんですが、せめて快適なゲーム環境は保ってほしい。
結局のところ、あくどく稼いでる分、プロモーションはさすがにプレイヤー任せにしすぎないでほしい、環境の整備はサボらないでほしい。
と思います。
③NFTとしての透明性がない
これは私が『NFTだから資産価値がある』とか言いながらも大して課金しなかった理由です。
最近は(多分みられてまずい問い合わせもちらほらあったから)公式への問い合わせが個別メッセスタイルにかわりましたが、それ以前の公開板で、ゲーム内カードをウォレット送ろうとしたら送れずゲームから消失したとかの記載もありました。
かくいう私も以前マーケットで販売したカードが売買利益に載らず、SPL増えたかも判然としなかったのに、ユーザー名やID、取引カード名、取引日時を聞かれて答えた後サポートからの音信が途絶えました。催促・再催促くらいしたときに、「カード取引履歴は表示されてませんがSPLには反映されているようです。」と真偽も確認できないことを言われました(ちなみに結局履歴はつかない)。
最近のオパール姫もなんか一部うまくエアドロできてない、とかTwitterに出てるし、とにかくカード取引関連のエラーが多いのです。
NFTカードゲームを銘打ってますが、多分ゲームからNFTとして出力(・入力)できるだけで、出力してないうちはゲーム内のプログラムで(非ブロックチェーン的に)扱われてるのではないでしょうか。
だって本来改ざん不能な記録が本分のブロックチェーンで、所有権見失ったり、売買履歴が正しく記録されてない、その追跡に延々手間取るなんてこと、あります??
まあ、内部プログラムは知りませんので、ブロックチェーン的に扱ってるけど参照などのブロックチェーン操作がうまくできないだけかとか、こちらにはわかりません。ただ、NFTゲーム名乗る以上、そのへんの透明性は必要です。
まあ、日本企業はわりと信用できるし、プログラムがミスって所有権消失してもきっと運営が補填してくれるよ、、。というのはもはやクレジットカード会社みたいに業者に責任持ってもらってるだけのやつです。NFTでもなんでもありません。
そして当然のことながら、クリスペにはVISAやMASTERCARDのような信用はありません。
なので結局、すべてが消失しても「あーあ笑」くらいで笑って済ませられる金額しか使えませんでした。
以上①〜③が引退、少なくとも積極的な購入などの終了につながった理由です。
逆に①既出・今後誤って発行されてしまった異常スタッツが円滑に調整され、②盛り上げ・プレイングの快適さにおいて運営が積極的に関与すれば、今持ってるカードくらいでもプレイしようかなって思うし、③NFTとしての透明性が高まればレジェとか買って本格参入してもいいなと思います。
多分多くのユーザーも期待していることではないかと思うし、今後のユーザー獲得にもつながるポイントなのではないでしょうか。バリバリ運営批判みたいな形になってますが、一応、引退理由・今後の希望として記載いたしました。
記載内容に関する誤りなどあれば指摘いただけますと幸いです。また、細々プレイしているときは優しくしてあげてください。
おまけ:引退記事RTキャンペーン最終回です。