まず新しいMEWの使い方に入る前に、『古いバージョンを使うやり方』の案内。以前にそれをツイッターで解説したのでそれを貼っておきます。まあ単に、新しくなったMEWのページを表示させ、そのページの一番下の方に[Vintage]という文字リンクがあるから、それをタッチすれば古いバージョン使えます、というだけなんですけどね。
本題に入る前に、新しくなったMEWを見て、まず最初に「何これ?」というか「何をどうしたらいいか、使い方が直感的にわからん・・!」て感じになりませんでした?^^;自分は激しくなりました。なので少し前まで古い方を使ってましたが、新しい方をいじって試してる内に★こっちの方が色々便利!★と気付きました。
◆では新しいMEWの使い方。(既にMEWを作成し、これから新しい方の使い方を覚える人向け) すみませんがウォレット開発チーム側からは推奨されてない「秘密鍵」を入力するやり方しか知らないので、それのやり方になります。
一応、MEWの「正しいURL」↓↓を載せておきます。リンクにはしてません。以前から何度も偽のURLからフィッシング詐欺が起きているので、あえてリンク設定にはしておりません。変な事をするつもりは一切ないですし、フィッシングをしてる人間に憤慨してる側なので、きっちり正しくMEWに繋がるURLです。それでも危ないと感じたら、URLを調べて別の経由からアクセスをどうぞ。
https://www.myetherwallet.com
①まず最初の画面↓で右側の【マイウォレットへアクセス】の方をタッチ↓。ここではパソコンから見た画面で説明していきます。なのでスマホでMEWを表示させた場合は、少し配置やデザインが違って見えてるかもしれません。ご了承下さい。
②画面が切り替わったら、次にソフトウェアをタッチ↓。
③さらに画面が切り替わったら、【秘密鍵】をタッチし、下の【続ける】ボタンをタッチ↓。繰り返しになりますが、ウォレット開発チーム側からは推奨されてない「秘密鍵」を入力するやり方しか自分は知らないので、それのやり方を説明しています。
④以下の画面になったら水色の枠部分に秘密鍵を入力し、【マイウォレットへアクセス】ボタンをタッチ↓。
⑤これでMEWトップ画面へのアクセス完了。なんとなく隠しておくべき部分はオレンジ色で塗りつぶしてあります。
↑このトップ画面での操作で、送金までできるので、慣れてしまえば古い方よりもかなり使いやすくなってます。
●右側の赤枠部分に、このMEWアドレスに入れてあるコインの一覧が表示。古い方だとここに表示されたり、しなかったりしたコインがその都度ありました。新しい方はきちんと表示されるので、良い改善点。というよりそれが普通だろ・・と思いますけどね;明らかにここは古い方がおかしい仕様だった。やっと普通になった。
●それと左側の青枠の所をタッチすると、
このように↑保有コインの種類がズラっと表示されて、送金する際に選ぶのが便利です。そして送金もこの画面からすぐにできます。古い方では、いちいち画面を切り替える必要がありましたよね。かなり便利になったと感じます。
・送金に関しては、右側にきちんと表示された枚数を確認しながら送金の枚数設定ができるので便利。まあ、これもやっと普通レベルになった、というべきか。新バージョンに慣れると、古い方は色々と面倒・不便でイマイチな出来だった事に気付きます。
⑥では送金のやり方を説明。特に難しい部分は無いです。トップ画面で左側の数値などを設定していくだけ。
●左上の青色枠【タイプ】の部分をタッチして送金したいコインの種類を選び、隣の水色の枠【量】で枚数を設定。その下のオレンジ色の枠に送金先のアドレスを入力し、《宛先アドレス》という文字の右横にその送金先アドレスのアイコンが表示されるのを確認(上の画像だと暗めの水色と青の丸い形の画像が、アドレスアイコン)。これが表示されると、ちゃんと存在するアドレスだと確認できる。
●【高度な設定】の部分は、基本的に何もいじる必要はないと思いますが、一応タッチしてガスリミット量を確認した方がいいかもしれません。「ガスリミット」というのは「送金手数料」の事です。これの数値を高く設定すると、それだけ早く送金ができます。でも高く設定すればするだけ、手数料としてイーサリアムを多く支払う必要があるので、よほど急いで送金したい時でない限りは、数値をいじる必要はないと思います。それか「送金詰まり」が起こってる時は、ガスリミットを高く設定しないとなかなか送金が完了しません。。
●最後に一番下の【トランザクションを送る】ボタンをタッチすれば送金ができます。
🔶新バージョンを使ってみると、良くなった点が他にも。
ウォレットにアクセスし、何かのコインをウォレットから送金した後で、少し時間が経つと画面の右上アイコンが赤く点滅します。下の画像はNoahをCIBに送金した後に表示されたものなんですが、点滅してるアイコンをタッチすると…
このような↑画面が出ました。これは、送金がちゃんと完了しました!という事です。これは古いバージョンにはなかった機能で、とてもわかりやすくて良いです👍
🔶そして下の画面↓。画面一番右上の『改善』という文字で塗りつぶしてる部分には、本来は自分のアドレス専用のアイコン(ちょっと変な色の丸い画像)が表示されてます。それをタッチすると画像のようにメニューが表示され、「ログアウト」ボタンが表示されます。これも古い方には無かった部分ですね。
まあウォレットの仕組み上、本来はログインするとかログアウトするという概念は無いので(ウォレット開発チームが秘密鍵の情報を持ってないし、管理もしてない。秘密鍵は自分で保管・管理するので) これは本当は必要ない部分かもしれません。しかし、ログアウトするという概念が全く無いまま、単に画面を閉じればいい、という古いバージョンでの終了の仕方が「何か怖い」というか、馴染めない部分だった感もあります💧 特に仮想通貨の新規の人で、古いMEWを初めて使った人は、誰しもそう感じるんじゃないかなと思いました。なのでこれも良い改善点かもしれません。
説明は以上になります。
★最後に追加情報2つ。(1)いちいちMEWにアクセスしなくても、入れてるコインの一覧を見たい時のやり方を紹介。
https://ethplorer.io/address/ここに自分のMEWアドレス
『ここに自分のMEWアドレス』という部分に、自分のMEWアドレスを入力し、https: から始まるURL全体をブラウザのURL部分に貼り付けてページを表示させると、そのアドレスに入ってるコイン一覧を見る事ができます。そのページではコインの入出履歴も見れるので便利です。これは知ってる人が多い小技。
(2)それと、ブロックチェーンスマホとして有名でデザインも格好良い「FINNY」にマイイーサウォレットのサービスが統合される事が発表されました。
FINNYの内蔵コールドウォレット内でMEWのウォレット生成サービスが展開。この統合によってMEWユーザーはMEWのサービス上でFINNY購入ができ、FINNYユーザーはイーサリアム購入と秘密鍵の管理がより便利になるとの事。
参考にFINNYの価格や仕様など貼っておきます。
価格は999米ドル(約10万9000円)。
OSはAndroid 8.1ベースのSIRIN OS 3.01。
大きさは158×74.6×9.3mm。重さは209g。
Foxconn子会社のFIH mobileを製造パートナー。
無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n/acで、Bluetooth 5.0をサポート。
外部端子はUSB Type-C。バッテリー容量は3260mAh。
マルウェア感染やハッキングによる不正送金などの被害を防ぐため、オフラインで暗号通貨を保管する「コールドウォレット」を搭載。
SIMカードサイズはnano SIMで、
対応LTEバンドは1/2/3/4/5/7/8/11/12/13/17/18/19/20/21/25/26/28/29/30/38/41/66。
デザインがほんとカッチョいいので欲しいですが、
これを街中で持ってると、もしかしたら・・ちょい危険かも。仮想通貨をたくさん持ってる事がバレる危険性もあるので、ちょっと知識のあるヤンキーな人々にFINNYをカツアゲされる危険性も、はらんでいるのではなかろうか・・少しだけ^^;