こんにちは。
皆さん草コイン掘ってますか?
今回は ASIC-Resistantを謳っている VIVO コインを掘っていきたいと思います。 VIVOコインは NeoScrypt というハッシュアルゴリズムを採用しているため、NVidiaのGPUでマイニングされている事が多いようです。
ですが 手元にNanoPiが転がっている ため、CPUで neoscrypt で掘りたいなと思います。
手持ちのOSにあったWalletをダウンロードしてきましょう
Walletを起動していつものように同期を待ちます
同期を待っている間に受信用アドレスを作っておきます
表示されたアドレスはクリップボードにコピーして保存しておきます。
ここまで出来たら次はマイニングプールを選びます。
0.5% 手数料(Fee)が取られますが、vivoのアドレスだけで採掘ができる zergpool を今回は利用します。
zergpoolでは Port 番号と発掘するコインのSymbolが重要です。
今回はVivoコインののため、シンボル名はVIVOになります。
minerdに渡す引数は次のような形式になります
-o stratum+tcp://scrypt.mine.zergpool.com:<PORT> -u <address> -p c=<Symbol>
それぞれ今回利用するPort番号とSymbol名とvivoのアドレスを埋めていくと下記のようになります。
-o stratum+tcp://scrypt.mine.zergpool.com:4233 -u VQb2BFHbML5B29XiFBD3ArEKCJBnFG92mh -p c=VIVO
これは minerd の引数として使うため、メモ帳などに残しておきましょう
ここまで準備ができたら、次は cpuminer の準備になります。
neoscrypt に対応した cpuminer として cpuminer-neoscrypt を今回は使用していきます。
なおWindowsの場合は cpuminer-opt で neoscrypt が使えるので、そちらを利用することができます
今回のマシンは NanoPi の Ubuntu ベースのため、いつも通りビルド前に必要なライブラリをインストールします。
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install -y git openssl
$ sudo apt-get install -y g++ make automake autoconf m4
$ sudo apt-get install -y autotools-dev
$ sudo apt-get install -y pkg-config build-essential
$ sudo apt-get install -y python-software-properties
$ sudo apt-get install -y libssl-dev libcurl4-openssl-dev
$ sudo apt-get install -y libjson0 libjson0-dev libjansson-dev
$ sudo apt-get install -y libgmp-dev libgmp3-dev
次に cpuminer-neoscrypt をビルドしていきます、今回はいつもと違い configure オプションを少し変更しています
$ mkdir vivo
$ cd vivo
$ git clone https://github.com/ghostlander/cpuminer-neoscrypt
$ cd cpuminer-neoscrypt/
$ ./autogen.sh
$ ./nomacro.pl
$ ./configure --disable-assembly CFLAGS="-Ofast -march=native" --with-crypto --with-curl
$ make
もし make で失敗する場合は apt-get のところからやり直すと上手くいくと思います
無事ビルドが通ったら、 minerd が生成されていると思いますので、先程作ったアドレスを入れて動かしてみましょう
./minerd -a neoscrypt -o stratum+tcp://scrypt.mine.zergpool.com:4233 -u VQb2BFHbML5B29XiFBD3ArEKCJBnFG92mh -p c=VIVO
無事採掘が始まっていれば成功です。
上手く採掘が出来ない場合は下記のようなエラーメッセージが出ることがあります。その場合はライブラリのインストールからやり直すと上手くいくと思います。
[2018-05-22 13:41:39] stratum_recv_line failed
[2018-05-22 13:41:39] Stratum connection interrupted
バラつきはあるものの 258 - 277 kH/s ほどの速度が出ているようです。
今回は 3台のマシンで実行しているため
大体 0.780 KH/s ほどで推移していました。
GPUマシンでなくてもある程度は掘れるようです(なおGPUならMH/s出ます...)
動かし始めてから数時間程度ですが、早速報酬が入ってきたようです
すごく微額ですが、まだ NanoPi Neo2 のマシンも残っているため、積極的に投入してポートフォリオを増やしていきたいと思っています。
それでは
Have a Fun!
ちなみに 私の VIVO アドレスはこちらです
VQb2BFHbML5B29XiFBD3ArEKCJBnFG92mh
(vivo:VQb2BFHbML5B29XiFBD3ArEKCJBnFG92mh)
ちなみに 過去記事はこちら → https://alis.to/users/eito