小学校の1年生から6年生の2学期まで、父親の仕事の関係で世田谷区の用賀に住んでいました。
当時ほぼ毎日遊び場にしていたのが用賀神社です。
とても多くの思い出があって、夏休みになると毎日用賀神社にセミを取りに行ったりしていました。
秋の例大祭は一年の中でも一番楽しみな行事で、数日前からワクワクして眠れなくなったのを憶えています。
そんな思い出たっぷりの用賀神社を久しぶりに訪れてみました。
残念ながらこの日は曇り。
ですが神社に着くとものすごい懐かしさが湧いてきました。
一本一本の木の様子をはっきり憶えています。
この木でツクツクホウシを捕まえたとか、この木に登ろうとして宮司さんに怒られたとか色々な記憶です。
だいぶ雰囲気が変わっているのかなあと予想していたのですが、全てが当時のままで変わっていませんでした。
狛犬の表情まで記憶通りの姿でした。
拝殿の前の鈴を鳴らして参拝。
この景色はすごく新鮮。
そういえば子供の頃は神社を遊び場にしていたけれど、参拝したことはなかったような気もします。
参拝すると、懐かしさと温かさの入り混じったとても心地よい気持ちになりました。
ひとつだけ記憶になかったものがこの松の木のコブです。
張り紙が書いてありました。
本殿新築時1975年夫婦松として、黒松、赤松を植樹された。雌松である(赤松)に平成23年頃ピンポン玉程のこぶが生まれ、日一日、一日と今日に至り育ち続いております。氏子の皆さんがそのコブにさわり無心に祈祷すると不思議と願い事が数日間の後に叶う様に成り多くの氏子さんに伝わり平成28年2月1日に一福の松と銘命しました。
比較的新しくできたコブのようです。
せっかくなのでコブを触って、小さい頃にいっぱい遊ばせてもらったことへの感謝と、また遊びにやってきますと伝えました。
これは境内のお稲荷さん。
ここも全く記憶通り。
そしてお稲荷さんのすぐ脇には小さな祠がありました。
この祠はかなり記憶が曖昧だったのですが、そういえば子供の頃この辺りで白い蛇を見た記憶があります。
この記憶はリアルな記憶なのか、夢のような記憶かは定かではないのですが、なんとなくこの祠は白蛇さんを祀っているのではないかと感じました。
これは神社の脇にある坂。
この坂には苦い思い出があります。
子供の頃、この坂で当時飼っていたカメを散歩させていました🐢
ですが一瞬目を離した隙に、そのカメはいなくなってしまいました。
必死であたりを探しまくったのですが、そのカメは見つかりませんでした。
最後に御朱印をもらって神社を後にしました。
御朱印をもらい始めてから、用賀神社で最初の御朱印帳を終えようと考えていました。
この御朱印で御朱印帳が満願になりました。
思い出深い用賀神社で御朱印帳を締めくくることができてとても感慨深いです。
この先はいよいよALIS御朱印帳🐇を使っていこうと思います!!