
ラダックの僻地をめぐる7日間のミニバスの旅に参加しました。
個人ではなかなか行くことができないヒマラヤの辺境の地域に行くことができます。
ラダック地方を知り尽くしたガイドのヤンペルさん、元インド軍のドライバーのタシさんが連れて行ってくれました。
参加者は自分を含めて5人です。


途中何度も道をヤギの群れたちが横切ります。
旅の初日はレーを出発してから、パキスタンとインドの停戦ラインからわずか10キロのところにあるトゥルトゥクという村まで行きます。
レーからは200キロほど離れています。
まず途中標高5400メートルのカルドゥン・ラという峠を超えます。

流石に峠は空気が薄い。
なんとなく頭がクラクラします。

峠付近にもワンコたちがたくましく生きていました。
峠を越えた後はヌブラ渓谷という場所をひたすら北西に進みます。


ラダックがあるジャンムー・カシミール州は、パキスタンや中国と国境を接している地帯なので、インド軍のチェックポイントが多く存在しています。
チェックポイントを通るたびにパスポートをチェックされます。


チェックポイントの近くには不思議なオブジェがありました。
そして長い道のりを経てようやくトゥルトゥクの村に到着。

バスを停めて吊り橋を渡ると、そこは本当に美しい村でした。


村の中には蕎麦畑が広がっています。


コスモスが咲いていました
そして人々も美しい


彼らはパルティと呼ばれているイスラム教のシーア派の人々です。

村人たちはみんな屈託のない笑顔を見せてくれます。
村を散歩しながら彼らと触れ合うだけで、心が洗われるようです。



村のはずれには仏教寺院がありました。

イスラムの村ですが少数派の仏教寺院もしっかりとあるところに、ラダックの人たちの心のゆとりを感じました。
この村で一番印象に残っているのはアプリコット
杏の木です。

本当にたくさんのアプリコットが村にあふれています。

取れた杏は乾燥させます。
このまま食べても美味しいし、煮詰めてジャムにすることもできます。
夜ご飯のデザートにもアプリコットを煮詰めたものを食べました。

見た目は梅干しっぽかったけど、甘くて本当に美味しかった😋

トゥルトゥク村は、杏と蕎麦が豊富なとても美しい村でした。
翌朝美しい朝日を見た後、二日目の旅に出発しました。











