
チェンマイを中心とするタイ北部に様々な伝統的なマッサージがあります。
これまでに木槌を使ったマッサージと、内臓デトックスマッサージを紹介しました。
そして今回受けてみたのが、ヤムカンと呼ばれる炎を使った足マッサージです。

友人たちと一緒にチェンマイの郊外ハンドンという場所にあるマッサージスクールに行って受けてきました。

この方がマッサージをしてくれた方。
とても温厚そうな方です。
この日このマッサージをできる方は一人しかいませんでした。
自分たち3人に1時間半ずつ計4時間半のマッサージをほとんど休みなしにやってくれました。

マッサージを受けるベッド。
思いっきり年季を感じます。

まず七輪みたいなものを用意して炭に火を起こします。

そして謎の黄色い液体とオイルお用意します。

木の容器にオイルと黄色い液体を入れて、炭火を入れて準備完了。
いよいよファイヤーマッサージが始まります。

このように足に油をつけた後、そのまま七輪に足をつけて、足で体全体をほぐしていきます。足を火に灯した後はすぐに火が消えて、マッサージを受ける人は、暖かさのみで暑さを感じません。

友人がマッサージを受けているところ。
こんなマッサージを足から始まって、背中、腕、と体全体にしてくれます。
恐ろしいくらいに体が緩んで行きます。
足を火にくべることによって、黄色い液体が体に染み込みやすくなり、マッサージ効果が増すようです。
足を炭にくべる様子を連続写真で見てみてください。






火をつけた足によるマッサージだけではなく、トークセンと呼ばれる木槌を使ったマッサージも途中でしてくれます。
かなりのフルコースで1時間半みっちりやってくれて、料金はわずか400バーツ。1500円くらい。かなりの安さでした。
マッサージを受けた後は、体じゅうがピリピリ微弱電流が流れるような心地よさがありました。
このマッサージを受けた後の数日間は、体の内部にこびりついた老廃物が一気に緩み、それが少しずつ体外に排出されていくような感覚を感じました。












