チェンマイから北へ80キロほど行ったところにチェンダオという場所があります。
そこには巨大な鍾乳洞があり、洞窟内を探検することができます。
タイ国内でも最大級の洞窟です。
洞窟の周辺には巨大な仏像があります。
入り口付近にはマザーアースと呼ばれている地球の女神の像。
かなりポップな感じです。
洞窟に入るとすぐ多くの仏像が並んでいます。
タイの人にとっての洞窟はお坊さんが修行するところであり、洞窟自体も神聖な寺院であると考えられています。
内部はかなり通路が狭くなっている箇所も多くあり、匍匐前進をしなければ進めない場所もあります。
かなりのアドヴェンチャー気分を味わえます。
洞窟内部は数千年、数万年かけて作られた鐘乳石で満ちています。
大量のコウモリも洞窟の天井で暮らしています。
巨大グモもいます。
この蜘蛛の大きさはほぼ手のひらと同じサイズです。
洞窟の最深部では神々しい仏像が迎えてくれます。
およそ1時間洞窟の中を歩き回って再び地上へと登ります。
地上に出た時の太陽の光はかなり眩しく、なんだか自分が生まれ変わったような不思議な気分を味わえます。
洞窟を出たところできれいな蝶が迎えてくれました。
洞窟体験は、闇を通って再生するという胎内めぐりの原型のようなものです。
アジアでは多くの人たちにとって洞窟は再生のシンボルとなっています。
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