才能ないんだから早く辞めればよかったのに、という話。
子どもの頃、母にからかわれるのが大嫌いだった。本気で怒るからかわいい、という主張も意味不明で引き換えに信頼失ってますけど?と当時の私が言語化出来たら言っただろう。
(私はもう大人なので母みたいな人もたくさんいる事は理解しているし、私みたいに真に受ける人が少ないだろうことも理解している。)
だがしかし、テレビのお笑い番組でもクラスの陽キャたちも家庭内でも
「なんか太った?笑」
「その髪天パ?やばくない?笑」
いじりいじられ、それは盛り上がりに必須要素でコミュニケーション能力の現れで笑いにつなげてなんぼ。グループ内の序列が決まっていく。
私自身全く面白くないからこそ「克服しなければ!乗りこなさなければ!!」と思っていた。
素で居てもいいや…と思える時と場では大人しくしていたけれど
外ヅラが前に出てる時など、盛り上げなければ!居場所を死守せねば!という脅迫感からむしろ積極的にいじりコミュニケーションに関わったりしていた。
でもそれは、本来打ち解けられるはずの人を遠ざける努力だったし
どんだけ頑張っても、どこか不自然なんだって笑
私自身めちゃくちゃ疲労するしね。。
私が傷つけてしまった人もいるだろう。
マジで無駄だったな。
苦手克服に全振りし、自分にとって難しいことこそやろう!とする姿勢は間違ってた。
丁寧に、お互い嫌じゃない言葉を使って本当に思ってることだけ言えば十分だったんだよ。