日本の国産OSが活躍中

はやぶさ2の活躍がニュースになっていますね。
あれのオペレーティングシステムは国産のTRONです。

皆さんがかつて使っていたケータイ（非スマートフォン）のオペレーティングシステムもTRON系でした。
NTTの回線交換機も、デジタルカメラも、国産人工衛星もTRON。

実は日本では、そこらじゅうでTRONが動いています。

PC用もあるんですよ。（現在もバージョンアップを重ねて密かに販売継続中）
「超漢字」というぶっ飛んだ名前で、18万もの漢字が扱える代物です。

超漢字こそ住民基本台帳ネットワークに導入すべきでした。
Windowsで構築したお陰で、名前に使われている難しい漢字が扱えず手書きで運用されているそうです。

超漢字↑なら確実に扱えるというのに・・

更に、Windowsのセキュリティホールが、そのまま住基ネットのセキュリティホールにもつながるのも問題です。
超漢字ならセキュリティホールを知っている人が世界にほぼ存在しませんし、Virusも存在しません。

そして何より、国産OSを国が使わなかったら誰が使うのか？と。

かつて、TRONの各プロジェクトが盛り上がりを見せていた頃、突然アメリカの貿易障害リストにTRONが加えられた事がありました。

TRONは全てオープンで、金を取るプロジェクトではないというのに。
お陰で、荒波を立てたくない各企業が手を引き、ションボリな結果に・・・

実はその破壊工作をしたのは孫正義 だとか。

日本独自の技術を ガラパゴス などと揶揄しているようでは、世界ではただの消費者にしかなれません。
消費者は金を払う側で、金を取れる側ではないのです。
金が尽きたらどうなるのでしょう。

外国製品を買って喜んでばかりいると、将来自分の首を絞める事になります。

話が重くなりました(;^_^A

そうそう、昨年TRON(μT-Kernel 2.0)がIoTの標準規格としてIEEEに認定されました。（IEEEへ無償譲渡）

これからどうなるのか見ものです。

皆さんもiPhoneやMac持ってドヤ顔してないで、将来の為に日本製品使って下さい。
これは変なナショナリズムの話ではなく、皆さんの日々の行動が将来の国力へ直接繋がるからです。