「母なる海」とは、よく言ったものだ。
以前、読んだ本の中に、SOGIハラの一番の加害者は家族だ!という一文を見た気がする。家族にしかわからない苦悩だと思う。我が家も多分に漏れず、この一文を否定できない状況。
家族が嫌いなわけではないが、存在自体を否定されるようなナイフの投げ合いはしたくない。だから、近寄りたくないというのが本音。弟には「お前が折れれるのが筋だろう!」と言われ、兄弟に縁は切れたまま。両親の心配はしなくていいから一切のかかわりを切ってくれ!と言われれば、返す言葉もない。
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でも、まぁ、いいやぁ!
いつ頃だったかなぁ~~
海を見ながら
私のお母さんは海
私のお父さんは空
私の家族は世界中に70億人もいるから問題ない!
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そんな風に泣きながら、自分に言い聞かせたのを思い出した。
また、やってしまった。
何度も繰り返している経験。
すごろくのダイスを振ったら、「振り返ったら独りぼっちで、スタート直後に戻る」。
さいわい、スタートに戻るという選択はないのが私のルール。
いつも振り返ると最初からすれ違っていた!という結論。つまり、私が私の終着点に向けて力ずくで捻じ曲げようとした結果。振り返ったら独りぼっちだった。
「独りぼっちだった」。これにも私が勝手に思い込んでいるという罠がある。
正しくは、活動の終着駅が違っていたのを再確認し、主催者側から参加者側に移っただけのこと。
私は、私の終着駅に向かって、何がやりたいのかを考えてみたい。