むちゃくちゃ良かったです。
いつまで公開してるか知らんけど映画館で見て良かったとマジで思いました。
漫画読んだことある人は絶対見に行った方が良いと思います。
以下感想を書くので、読まずに見に行ってください。
まじで体験が損なわれるので見に行ってください。
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早く行ってください。
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ええんやな!?ほな書くで!
自分は全巻持っていて、最後に読んだのは遠い昔ですが、何回も読んでいます。
大きな流れは大体覚えていて、特に映画の内容の部分はそこだけ読んだりもしてました。
でも昔の記憶なのでふわふわした奴の感想です。
内容は原作そのままの1試合に、新しい視点、切り口を足してより深みをだした感じでした。
ぶっちゃけ原作の時点で最高なので、それがそのまま動いていれば当然最高なんです。
手前まで読んだ人に、それ以降を読まない選択は無いでしょう。
読んだことある人にこの映画を見ない選択は無い。そんな感じです。
原作ママの流れに沿って、遠い昔の記憶から次の名シーンが浮かんで、それがバチっと決まる連続。気持ち良すぎる。叫びたかった。
裏切らない約束と新しい要素のバランスがすごく良かった。
不思議なのが、エヴァの最後を2回見に行きましたが、2回目でその感覚は無かった。
知っている内容を直近で2度見るのとは違う。
久しぶりに見るからこその高揚感なのか。
漫画的な溜めて溜めて大ゴマドン!がはっきりしている作品性の違いなのか。
エヴァも最後のミサトさんは2回目ならではのグッと感ありましたが。
桜木の真面目にふざけたことしてるのも、めちゃくちゃ面白かった。
忘れてるシーンがポンと出てくるのも不思議な感覚でした。
手触りが、アニメと言うより漫画が動いている感じなのも良かった。
殆どはCGだけど時々差し込まれる手書き感と、CGだとしても紙面を見ているような感じ。
原作を大切にしているを超えて、「漫画を読んだ体験」も含めて大切にされている気がしました。
そういう意味では最後の最後のあのシーンだけは、一コマ原作のまま差し込んで欲しかった。原作に並ぶ表現にはなっていなかった。
一瞬の事だけど、漫画を読む体験としてはあの一コマは、もっと長く眺めているし、体感としてその直前の展開を思うとスローにも思える瞬間じゃないかなぁ。
絵についてはその一点以外は何も意見は有りません。最高です。
キャストが昔のアニメと総入れ替えですが、不満は有りません。
正直覚えてないのと、キャラクターイメージに合っていたので。
良かったと思います。
逆に今アニメシリーズ見たらそっちに違和感湧くかもしれません。
ただ桜木だけは朧げにも記憶が有り、イメージも強くあったので、こいつ試合中に成長して声変わりもしたんか?とちょいちょい思いました。
低音寄りのセリフになるとイメージ範囲から外れちゃう。
この辺は、原作漫画、アニメシリーズ、映画版、どれが原体験か、軸にするか人によって意見が違うと思います。
もしかしたらあのシーンに声を入れなかったのは、演出を超えて全てのファンに対する気遣いだったのかもしれない。叫びたかった―!
井上雄彦先生の作家性がバリバリ出てる作品で有ればバガボンドでも新規でもなんでも最高って言ってそうですが、それがスラムダンクで見れたので幸せでした。
楽しめそうな人はぜひぜひ映画館で見て欲しい。見たから読んどるはずやが。
自分は叫べる環境で見れる日を楽しみにしています。