3Dプリンターがあって、fusion360とか触ってるので、ふと3Dマウスを自作できないかと思った。
3Dマウスで有名なのは、3DconnexionのSpaceMouse。
結構昔からあって、品ぞろえも初めて知った時からほぼ変わってない気がする。
一回買ったことがあって、むちゃくちゃ酔うので直ぐ手放してしまった。
久しぶりに見たら値段上がってる気がする、、、
手放してなければ、とは思わないけど。
競合製品が出たことあるのかさえ知らないけど、結局これしか無い独占状態。
ノブをひねったり倒したりずらしたりすると、3Dの視点移動が直感的に出来る。
XYZ捻じれて、XYZずらせる。回転はしない。力を緩めると戻る。
+-アナログ値が計6個同時に操作できる装置。
fusion360は標準でサポートしてる。ていうかこれ以外していない。
調べたら自作している人が結構居た。
その中で有名そうなのがOrbion_3D_Space_Mouse。
作者のFaqT0tumさんがなんやかんや公開してくれている。
ジョイスティックの上に回転ノブが付いている感じ。
ただ、回転はアナログではない。ノッチだからマウスホイールと変わらない。
アナログスティックは2軸なので本家の入力に劣る。その辺は奥のボタンとの組み合わせで解決できるが、同時入力は出来ない。回転しながらズームしつつ右にズレるみたいな。
国内でも素晴らしい自作者が居た。
shiuraさんのSpace Mushroom
これなら本家と同じ入力が出来る。youtubeの他の作品もすごく面白い。
但し、どれもarduinoを基盤にしてモジュールMouse.hとKeyboard.hを使っている。
つまり既にあるマウスとキーボードのほかに追加でマウスとキーボードを繋ぐことになる。
キーボードは何台繋ごうが特に問題ないが、マウスの方は複数繋いだところでポインターは一個である。
視点移動は左で行うことで、右手の負担を減らすことは出来るが、そのために左手をキーボードから離すのは効率が上がる気がしないし、視点移動中は右のマウスが使えない。なんなら干渉するのでじっとしてなきゃいけない。
色々調べていると、mousemuxってソフトが出てきた。
マウスを複数接続し、ポインターをそれぞれに表示、実験的機能では同時に操作もできるらしい。他の自作3Dマウスの説明でも紹介されていた。
マウスは複数持っているので、とりあえずダブルマウスを体験すべくインストールしてみた。
スイッチモードにするとポインターが2個になった。
左手で視点移動できる。その間右手は移動しても干渉しない。ただし、何もできない。。線の選択とか同時に出来ないと、負担の分散にしかならない。
マルチモードは動作がバグったので使えなかった。
マウスのほかに、別デバイスを追加するのが理想。ゲームパッドとか鍵盤とかを繋ぐ感じ。でもfusion360で使おうと思うと唯一サポートしてるSpaceMouseとして繋ぐしかない。
ジョイスティックをSpaceMouseに偽装し、3Dソフトで使う的な何かだと思う。
発想はドンピシャでコレなんだけど、投稿日がだいぶ古いのと、難しくて試してない。
Space Mushroomをゲームパッドとして作る
↓
SpaceNavigatorEmulatorでSpaceMouseに偽装する
↓
SpaceMouseのドライバーとかで調整
↓
fusion360 とか ブレンダーで使う。
が自作SpaceMouseの理想形だと思う。
グラフィック系とかの左手デバイスは色々出てるけど、純3DマウスがいまだSpaceMouse一強だとは、、しかもほぼなんもアップデートされて無いとは思わなかった。ニッチの極み。
調べるとちょろちょろSpaceMouse高杉、独占状態面白くない勢がハックしている軌跡が見つかるのでメモしていく。
イケてるデバイス。ブレンダーは入力デバイス関係寛容なのだろうか
互換ドライバ。インストールからわけ分からんけど
個人販売の3Dマウス。ハードはキット売りかな?専用っぽいソフトもあってfusion360も対応してる。トップがエンコーダー式なので本家とちょっと違う。Orbionに似てる。動画編集のタイムラインとかブラシサイズ変更とかはエンコーダーの方が良いけどね。
これのarduino側のコードを改変してMushroom型を動かすのが、一番簡単そう。
自分に出来るかは置いといて
続きが有るのです