子供が2歳になった頃から2か月に一回美容皮膚科に行くようになった私。
きっかけは頬周りのそばかすとシミが気になり始め、それに効果的なガウディスキンという基礎化粧品を購入するためでした。
ガウディスキンは皮膚科でしかのみ取り扱いがなく、購入する際も先生の診察が必要な基礎化粧品。
オンライン診察でもできるけど、診てもらうのは対面が良いと思い取り扱いのある美容皮膚科に行ったのが始まりです。
数ヶ月は本当に基礎化粧品の購入だけでした。
ところが、、、
こういうところって受付の人たちも先生も看護師もお肌ピッカピカ✨✨なんです。
みんな色が白くてシワもなくてトゥルン♫とした陶器肌。
そりゃクリニック人たちだからヒアルロン酸注入したりフォトフェイシャルにレーザー、ハイフなんかもしてるので綺麗で当たり前なんですが。
スタッフさんの治療の様子も経過もクリニックのインスタで見られるし、、。
それでも女性の美容欲が掻き立てられるんですよね。私もああなりたい!って。
そもそも私のように美容欲が強い人間が行くところですしね。
ある診察の時に担当医の肌があまりにもきれかったので聞いたことが沼の入り口でした。
アキュライトというフォトフェイシャルは日焼けによるシミやそばかすに効果あるからどうですか?と言われ、一旦家に持ち帰ったものの、頭からアキュライトという単語が離れず翌月に予約。
そして1か月ごとにアキュライトを照射すること4回、頬にあったそばかすと細かいシミがほぼ見えなくなったんです。
じゃあそれで目的達成👍良かったね♫で終わらないのが怖いところ。底がないからどんどんゆっくり、だけど確実にはまっていく。
くすみも飛んでお肌が綺麗に整った私に担当医が言ったのは
「肌も白く綺麗になったね〜!でも肌が白くなったから余計に顔の小さなほくろが目立つねえ。今ほくろ取り放題してるよ。
おでこも眉を上げる癖があるから、そのシワ気になるならヒアルロン酸注入する??」
まさかの別の肌問題提起。
「私はこれでもういいんです。」
即座にこう言えたら立派です。言えそうに思うでしょう?
でも冒頭に書いたように会うスタッフ皆さん肌ピッカピカ✨
さらに院内の壁には様々な症例のbefore とafterがあちこちにペタペタ貼られ、
トイレで便座に座って目の前を見ると目の前に女性器のコンプレックスを掻き立てる広告がどかーん!
用を足して手を洗う鏡には女性器の整形効果とそのキャンペーン広告がどかーん!
どこにいっても何かしらのコンプレックスを煽られるこの環境下では「私はもうこれでいいんです」とはなかなか言えないんです。
どれどころか気にもしてなかったことが気になるようになって、また施術して、、、
の繰り返しです。
一旦ハマればズブズブです。
しかし私は立派でした😄
目的は達成できたのでちゃんと「もういいです、今後は基礎化粧品の購入だけ引き続きお願いします」と言えたのですから☘️
お代金のお支払いを絶対現金払いにしてたのも良かったのかも。
費用の請求が数ヶ月後にくるのが嫌で私はクレジットカードはほぼ使わないんです。現金かデビットカードのみ。
だから毎回福沢諭吉先生を財布から出すのでお金を使ってるって実感するんですよね。
だから美容沼にハマらずに済んだのかも。
ちなみにガウディスキン自体はとても良くできた基礎化粧品で、これに出会ってからは肌トラブルも改善されました。
かつてデパコスで大枚はたいてたのが悲しくなるほど自分の肌には合っていて、長くこの先も使いたいと思っています。
もしあなたが美容系のクリニックに行く場合は当初の目的を忘れないように!
誘惑には気をつけて綺麗になってくださいね😊