2020年最も話題性の高かった漫画がある。「100日後に死ぬワニ」というTwitter上で100日間連載された4コマ漫画だ。この「100日後に死ぬワニ」が映画化される。何気ない日常が続く中で、突然親友を失ったあなたは、何を思うか。
2021年7月9日公開『100日間生きたワニ』。
それでは、予告編をどうぞ。
話題の本作は、100日目に起きたアクシデントにより、世の論評がざわついた作品だが、そもそも今回の映画化すら想像もしていなかったものである。毎日コツコツと続けること。継続は力なりということわざは有名だが、そんなに毎日続けることは、容易くはないことは皆さん身を持って知っていることだろう。100日間という3か月以上の月日を絶えず、毎日同じ時間帯に続けることは根気のいることである。それを成し遂げた先に何もないかもしれない。しかし、自分に嘘をつかずやり抜くことは、何よりも代え難い自信になる。本作の原作者は、確かに運のいいヒトかもしれないが、100間続ける努力は称賛に値する。
と、内容から逸脱してしまったが、何気ない日常が突然奪われる。人の死とは、あらかじめ決まっているわけではない。なにげない日常を大事にする。ほんのささやかな日々にありがたみを感じる作品になりそうだ。原作の「100日後に死ぬワニ」は現在でも、Twitter上で読むことができるので、気になった方は見てほしい。
作者の実体験を基にしているようなので、出来事には脚色があるかもしれないが、その心情、特に、ねずみくんの心情には、作者なりの考えが反映されていそうだ。
今日という日を大切に過ごしてください。
それでは、それでは。