自分も他人も含め、人は裏切ると思っている
「この人は絶対に裏切らない」「裏切らない人もいる」とは言われても、そんなのは時が経たないとわからないことである
絶対に裏切らないという保証はない
人は裏切ると思っていると言うより、人に期待して裏切られて傷つくくらいなら、最初から「人は裏切る」と思っていた方が余計に傷つかずに済むのでそう思い込んでいる節はある
これは一番最初の記事に書いた「期待しない生き方」そのものである
この記事にも書いてあるように、そもそも裏切りとは自分が相手に期待をし、その期待通りにならなかった結果として起こり得るものではないだろうか
(ここまで書いておいて思ったのは、期待をしない生き方と言うよりも予防線を張った生き方と言った方が正しいのかもしれない)
だから、確実に裏切らないであろう人を探そうとするよりも「万が一の時にこの人になら裏切られても騙されても良い」と思えるような人を探そうとする方が良いと思っている
この人になら裏切られても騙されても最悪構わないと思えるような人と人間関係を築くことがベストなのではないだろうか
恋人や結婚相手に容姿の良さを求める理由として「(相手の)顔が良いとちょっと嫌なことされても許せてしまう」という理由を見かけたことがある
この例を出すと「この人になら裏切られても騙されても構わないと思えるような人=容姿が良い人」ということになってしまうが、容姿に限らず「この人なら」と思えるような何かがある人と付き合っていくことで、心の平穏をなるべく保つことができるのだと思う