漫画『近所のななこさん』は現実に疲れた萌え豚にはもってこいの尊い作品だった

こんばんは。葉月です。

最近現実に疲れていませんか？

地獄のような通勤ラッシュ、追われる仕事、ウザい上司、ソリが合わなくてイラっとする他部署の人々－－

僕は正直疲れてます。

幸いにも会社から近い所に住んでいるので通勤ラッシュはありませんが、忙しい仕事に社内の人間関係にはもう疲れました。今年から上手く回るだろうと思っていた仕事も色々あって回らなくなりましたし。

しかも最近のストレス発散に至ってはお酒を飲むか休日に昼寝を嗜むかという体たらく！

ホントもう皆さんどうやってストレス発散とかしてるの？と聞きたいくらいです。

ですが、今回はそんなダメ人間まっしぐらな僕の心にグッとくる漫画を見つけました。

それがコチラ

コミックキューンにて連載している『近所のななこさん』です。

作者は様々な可愛いイラストを世に送り出している米白粕さん（@kasu1923）で、ALIS内ではいっとき話題になった水瀬しあちゃんを生み出した方でもあります。

↓↓当時話題になった記事がコチラ↓↓

個人的には前々からイラストが綺麗だなぁと思って私用のアカウントでTwitterフォローしておりました（このアカウントでもしてます）が、この度コミックスを出したとのことで速攻でKindleストアで購入ボタンを連打した次第でございます。

で、実際に読んでみたのですが……

ん"ん"っ、ななこさん尊い……ッッッッッ！！！！！

いやね、本来であればこのアカウントでオタク感は出さないと決めてALIS始めたんですよ。

なにせ、始めは真面目路線でいこうと思って記事の内容やらTwitterでの発言やらをこれでも気をつけていたのですから。

しかし、ワイの根底にある『萌え豚』・『百合豚』脳がそれを許してはくれなかった……！

別にもうストゼロ記事ではっちゃけてたので言いますが、僕は根っからのアニメオタクです。

特に頭空っぽにして見る日常系で女の子同士がキャッキャウフフしてるアニメが大好きです。たまには男がメインのも見ますが－－

まぁ、兎にも角にもそんなアニメで二回くらい人生を変えて貰ってる実績があるので、恐らく今後も見続けるのかなと思います。

さて、そんな前置きは置いといて、この作品の大まかなあらすじを書きますと

彼女は、頼めばなんでもお世話してくれる近所の人妻。

超売れっ子エロ漫画家しろくま先生(24)は原稿締め切りに追われ不規則な生活を送っている。
近所に住んでいる菜々子さん(29)は頼めばなんでもお世話してくれる人妻で、
彼女の掃除、洗濯、食事、その他サービスにしろくま先生は甘やかされっぱなし。
菜々子さんのおかげで今日もエロ漫画執筆が捗る~。　“Amazonより引用”

とまぁ、あまりアニメとかに触れてない方からしたら「えぇ……」と困惑した表情を浮かべるかと思いますが、安心してください。主人公も女の子で健全な作品です（真面目）

しかも、主人公であるしろくま先生はいつもやる気が出なかったりネタが出なかったりといったパターンが多いのですが、その時のななこさんの甘やかし方がもうオッサンながらにもグッときてしまうのです……！あぁ！ワイのマンションにもこんな人妻が来て欲しい！このマンションにはオッサンしかいねぇ！

と、まぁ年甲斐もなく気持ち悪い文章を書きながらブヒブヒ言ったところでこの作品のミソなのですが、個人的にはなんと言っても『人妻という手が出せない存在が見せる自分だけの母性』といったところでしょうか？

人妻、いいですよね。

現実だと色々面倒なので絶対に手なんか出したくないですが、フィクションなんかで見てると『この人には旦那さんがいるのに自分に好意を持っている……あぁいけません！あなたには大事な旦那さんが！！』的な背徳感が心をくすぐられます。

恐らく、女性目線で言ったらこれの逆パターンでグッときちゃう感じです。

『あなたには素敵な奥さんがいるのに－－』的な。

かつ！それにプラスしてななこさんの圧倒的な母性ですよ！

今のアニメオタク界隈では『バブみを感じてオギャる』というワードがありますが、僕はななこさんを見て本当にバブみを感じてオギャりたいと感じました。

だっていいじゃないですか、料理も上手くて甘えさせてくれて……しかもこんなに可愛い。

二次元の世界でくらい、こんな素敵な女性キャラクターが主人公を甘やかしている所を見て「尊い……っ！」と手を合わせるくらい許して欲しいです。

現実が辛すぎて最早心の拠り所がお酒か『猫飼おうかな？』という漠然とした思いしかありませんよ。

ここで女性読者に「うわキモw」と思われても何も言い返せないでしょう。

ですが、女性だってイケメンに甘い言葉とかかえられたらウットリするでしょう！？それと一緒なんですよ！

しかも！この作品は！女の子×女の子という所謂『百合の世界』なんですから！もうそれだけで！私は誰になにを言われようが満足です！（手を拝みながら）

……はい、めっちゃ書きました。

もう人に読ませる気余りないですよこれ。なにせ自分の思いをALISにぶっこんでるだけなので。

ただ、最後にこの作品を読んでもう一つむず痒いと思う気持ちがあります。

それは、ななこさんには『旦那さんがいる』こと。

もうこれに関して言えば抗いようのない『事実』なのです。

百合豚の僕から言わせてもらうと『百合の世界に男は不要』信者なのですが、しろくま先生とななこさんの絡みを見て癒される反面、どうしてもチラつく結婚指輪と旦那さんの話－－

この『ななこさんには旦那さんがいる』という現実を突きつけられる度に、僕の心は癒しとむず痒さで変なくすぐったさを覚えるのですが、個人的には『ななこさんが幸せならそれでオッケーです』と言いたいです。言うて旦那さんは海外出張してますし。

……なんか、この作品を読んでいたら改めて結婚したいと思いました。

みんな「できるのぉ〜？お前にいぃ〜？」

ワイ「できらぁっ！（血涙）」

久しぶりにいい作品に出会えて幸せな気持ちで眠れそうです。

また、こんなオタク全開の記事を飽きずに読んで頂いた方、本当にありがとうございました！

それでは、また次回の更新までノシ

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