こんにちはhikarumです。
先日は
うなぎ喰うなら積立nisaだろ‼️
https://alis.to/hikarum/articles/K8Dw5AXEXBYZ
という
記事を投稿して、尚且つ、nisaとかわざわざ投資と結びつけるという少し、(気持ちはあったものの)雑さも見て取れてしまいました。
今回は少し冷静に投稿します。
っといっても、最初は少し熱くなりますが
○前提条件として、日本人は識字率とか、大学進学率とはかは高い国民だと思います。
ただ、日本人は基本的に環境問題や人権問題には(というか政治経済全般ともいえる)本当に、興味がないし、基礎知識がない場合が多く、多分こういう記事書いても届かないと思うのですが、やってみます。
要点は以下
それでは
①うなぎの現状ですが
主に日本で食べらるうなぎはヨーロッパウナギとニホンウナギです。
・ヨーロッパウナギが絶滅危惧IA類
…ごく近い将来野生での絶滅の
危険性が極めて高い
・ニホンウナギが絶滅危惧IB類
…IA類ほどではないが近い将来
における野生での絶滅の
危険性が高い種
→ジャイアンドパンダ、
ラッコもこれに相当
②完全養殖は?
上記2種とも、野生のシラスウナギ・稚魚を乱獲してそれを池で育てる養殖になります。
完全養殖は出来たが、商業ベースで採算が取れるレベルではまだまだ、まだまだないようです。
③うなぎの大量消費国日本
ヨーロッパウナギといっても結局はほとんど、日本や中国に輸出されます。尚且つ、中国に輸出されたものも、大部分は日本へ再輸出されます。
④うなぎの生態はまだ謎
これはだからこそ、商業ベースの完全養殖へのハードルが高いことにつながります。
(生態についてはまた別にまとめられたら、と思います。)
うなぎは養殖されてるから大丈夫だよね、ではなく、
事実として絶滅危惧種です。
その為、国同士で水産資源をしっかり管理すると同時に、
消費者も買わない食べない→需要下げれば供給も減る、につなげるしかないです。
最後に
私は食べないですが、
うなぎは日本の文化でもあるし
うなぎの専門店などは健全に経営出来ればいいなと、切に願います。
その為にも、日本人はデフレマインドが強すぎるのも一因かな。スーパーやファストフードでのうなぎの価格が全体の価格を下げてる気がします。(それでも、昔より高くはなってますが💦)
うなぎの専門店は
健全な産地と流通でうなぎを入手しつつ、一食数万円でも、しっかりお客様が来てくれる…
が理想ですね。難しすぎて無理ですが。
以下、水産庁や関連記事のリンクです。
(水産庁) https://www.jfa.maff.go.jp/j/saibai/attach/pdf/unagi-34.pdf
(関連記事)
https://www.businessinsider.jp/post-239236