YouTubeで目にしていろいろ調べてみたけど、中国での発生が報じられているハンタウィルス、これ相当厄介かもしれない。
確かに、日本政府は、入国拒否対象に中国を加えたけど、これを媒介するのはネズミで、嫌なことに臨床症状が新型コロナとそっくり。肺の両側性間質性の浸潤による呼吸困難が特徴で、始めの症状は風邪に似ている。
「咳や38 度から40 度の発熱がある。症状は急速に進行し呼吸困難となる。入院時に見られる臨床症状として発熱、筋痛、悪寒がほぼみられ、嘔気・嘔吐、下痢および倦怠がよくみ られ、他に短呼吸、めまい、関節痛、背痛、胸痛、腹痛、発汗および咳そうがみられ、まれに鼻漏、咽喉痛がある。潜伏期は一般的には2 週間である」
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/467-hps-info.html
日本では1984年以降はでていないとあるけど、実は東京、このハンタウィルスを普通に保有しているドブネズミが増加傾向にある。私は東京に行ったことはないので、真偽は不明だけど、大きいネズミが普通に闊歩しているのが日常茶飯事とのこと。
2019年夏に、それを取り上げた記事によると、一方、懸念しているのはドブネズミの増加だ。ドブネズミは公的な場所に生息するため、駆除の責任は行政が持つことになる。しかし、「行政もお金に余裕がないのか、都心ではいつまで経ってもドブネズミがうろうろしている」という。
また、
「オリンピックで来日した外国人観光客に『ネズミが多くいるなんて、東京は汚い街だ』と見られてしまうのはみっともない。それに、ネズミは感染症を媒介する。ドブネズミは獰猛で人を噛むこともあり、噛みつかれてうつる病気もある。一旦ドブネズミの間に病気が入り込むと、大変なことになると思う」
最初に取り上げたリンク、国立感染症研究所でも、「我が国の港湾地区のドブネズミは今日においてもウイルスを保有している。それによる患者発生の報告はでていないが注意する必要がある」としてるのが実態。
さて、やはり隠蔽していただけなのか、新型コロナ感染者の増加数が凄まじいことになっていて、地方でもそうだけど、マスク含め手指消毒に必要なアルコールなどが医療現場で不足していて日本医師会が悲鳴を上げるまでに。
一応、このハンタウィルス、ヒトからヒトへの感染は一般には起こらないとされてる。ところが、南米で発見された、Andes orthohantavirusは別で、唯一新型コロナと同じ感染をしてしまうタイプ。国立感染症研究所も、「ところが1996年9月の南部アルゼンチンのケースでは住民と訪問者18 例と、患者と関わったが当地を訪れていない2 例のHPS が発生し、死亡率は50%であった。ネズミとの接触が考えられず、患者と関わったケースでヒトからヒトへの感染が起こった例である。ウイルス学的証拠も示され重要な問題となったがその後、終息し再発生は起こっていないが、今後引き続き注意を要する点である」。
正直言って、新型コロナの初動で、WHOがどういうアナウンスをしていたか、メディアが専門家?を登場させて安直に楽観視させていたかを考えると、非常に悩ましいかなと思ってる。
あと、忘れちゃいけないのが、同じくネズミ媒介のペスト、黒死病。医療崩壊のレベルによっては普通にあり得るのでなかなか侮れない。いくらでも負の連鎖反応が考えられてしまうところが致命的。そもそもオリンピックどころではなかったんですよ。
(ちなみに、結核って過去の病気だと思ってる人多いと思いますけど、未だ「中蔓延国」です。東京含め、都市部では、若い人々や社会・経済的弱者の人々に患者発生が目立っている厄介なやつ)
現時点では、あくまで南米で報告されたレアケースなものの、新型コロナは自然発生とは考えにくいという意見が生物化学兵器の権威から出たりしていることを考えると、突然変異が起こってしまう可能性はあるかと。
すでにもっとも身近な親日国で、東日本大震災でも優しくしてくれた台湾からも防疫上締め出され、長年の同盟国、米国も入国拒否の対象に加える可能性について「考えている」と述べ、検討対象になり得るとの認識を示した昨今。大切な仲間が次から次へと離れていくなかで、政治はもはや機能不全、株式や為替(自国通貨)も足元を見られている状態で、世界で一人、ひたすら検査拡大すれば医療崩壊路線を貫き、まるで第二次世界大戦のとき枢軸国で最後に残ったときと同じような状況に陥りつつある我が国、日本。
命運は、神のみぞ知るといった感じでしょうか。
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