カバンは男の武器庫である。
アタッシュケースからライフルを取り出すあのスナイパーに憧れはないか?
最新鋭の武器をスマートにブリーフケースから取り出すあのエージェントに憧れはないか?
一言に武器、と言っても、ビジネスパーソンにとっては様々なカタチがある。
パソコンは当然のこと、タブレットしかり、手帳だって、もちろんボールペンだって。
武器はいざと言うときに使えないと意味はない。
プロフェッショナルとしてのビジネスパーソンの武器を格納するケースは、
ビジネスという戦場のそれぞれのシーンに溶け込みつつも、
内面に持ち続けている熱い自分も表現していて欲しい。
Etubyを生んだアコモは精密機器ケース製造メーカーである。
精密機器ケースとは何か。その筋の人しかピンとこないかもしれない。
平たく言えば、
「精密機器・機械を持ち運んだり、輸送するためにクッション材で機器・機械を保護する収納ケース」
である。
アコモは名古屋という名のある精密機器・機械メーカーが多く存在する地で、
精密機器・機械メーカーのデリケートな機器を衝撃をはじめとした外的要因から守るため、
オーダーメイドでその機器にあったケースを中身から作り続けてきたのである。
守るべき機器を包み込みつつ、付属品も整然と収納できる形を実現し、
さらに持ち運び・輸送のために外装にも注意を払い、重量・サイズも最適化して設計し、製造する。
Etubyのビジネスバッグは、精密機器ケースを「中身から」作ってきたメーカーが、
文字通り「中身から」作ったものなのである。
カバン、といえば、生地メーカーや、縫製メーカー、つまりアパレルメーカーが手がけるものだと思いがちだ。
そんな「外側」から作ったビジネスバッグではなく、
「内側」から作られたのがEtubyである。
精密機器ケース設計から得られたカバン製造のノウハウによって考え抜かれた堅固でかつ柔軟な内装、
さらには精密機器を守るために必須の静電気防止素材によって、
衝撃以外の目に見えない外力からの防御機能も合わせて、
パソコンやタブレットといった、ハードワークを要求されるいわば精密機器、
それはまさにビジネスパーソンの武器、をフォローするのだ。
そして外装も素材にこだわり、厳選した防撥水生地を採用し、丁寧に縫製を施す。
こうして精密機械を収納するケースを発注する各メーカーから求められ続けた高い品質を
ビジネスバッグにも妥協なく、こだわり抜いて注入したのである。
これまで精密機器ケース一つ一つを丁寧に作り上げてきた誇りとともに。
ここで、アコモのEtubyのコンセプトを一言一句間違いなくお伝えしておこう。
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『EASY TO USE BY YOURSELF』
Etubyは“モノづくり大国日本"の一員としての誇りと確かな技術をもった
鞄職人たちが立ち上げたファクトリーブランドです。
妥協を許さない職人たちが細部にまでこだわり抜いて使いやすさを追求し
ひとつひとつ丁寧に作り上げたプロダクトを展開しています。
世界で最も信頼ある“Made in japan”の最高品質をご堪能ください。
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Etubyのビジネスバッグに触れた私はこのアコモの思いを何度も読んで気がついた。
高い品質のものを作ってきた誇りやその技術を注入した、というだけではないことに。
その最高品質はユーザーであるYourself=貴方自身の使いやすさのための媒体である、ということに。
「モノづくり」の精神は、モノに向いているのではなく、
「ユーザー」に向いているということに。
Etubyのビジネスバッグのユーザーは、まずビジネスパーソンである。
そのビジネスパーソンに向けられた「精密機器ケース製造メーカーの矜持」は、
最適化されたそのスタイルと、さらにその内側に込められている。
これでこそ、中身で勝負するビジネスパーソンの武器庫たりえるのである。
クールにEtubyという武器庫を携えながらも、内面のハートは熱く。
さしずめ俺はデュークか、はたまたボンドか。
多くを語らずとも、どんな仕事もやり遂げるプロフェッショナル。
そんな自分はきっと、ハードボイルだ。
■精密機器ケースの使命
精密機器・機械にとって、衝撃をはじめとした外部からの要因により、
精密機器・機械のミッションである精密性を失うことがリスクである。
エンドユーザー(機械の使用者)や、その精密機械を内臓する機器を製造するメーカーにとっては、
持ち運び・輸送時には細心の注意が必要となる。
その役割の一端を担うのが精密機器ケースである。
名古屋は言わずと知れた自動車王国である。その名古屋には、
自動車産業に関連する精密機器・機械メーカーはあまたあり、
当然のように自動車以外でも精密機械製造メーカー・工場は多く存在する。
その王国の中で、アコモは活躍しているのだ。
精密性を失わないことが使命であるからこそ、非常に高い品質が求められ続け、
その求められ続けたことが、自社ブランドEtubyを生むにあたっても
これでもか、これでもかと品質を追い求める原資となったことは言うまでもない。