最近はめっきり元気のないギリシャですが、みなさんご存知の通り、昔はめちゃくちゃ栄えてましたよね。
そんなギリシャの中で興味深い情報が。
ギリシャ語には時間の概念を表す単語が2つあります。
両方とも時間の概念を神格化した神なのですが、考え方が若干違います。
まずクロノス時間とは「時間」を表し、ある一定の基準で一定の間隔をとって進む時のことです。つまり今でいう時間のことですね。
それに対してカイロス時間とは、人間の感情や主観によって流れ方が変わる時間のことです。だったり一瞬の時刻を表すそうです。
日本語的に言えば「縁」とかでしょうか?
さてさて、前述の通りクロノスとカイロスは時間の神です。
カイロスはどんな姿をしてるんでしょうか?
カイロスは美少年として表されています。ですが、後世に残った彫刻では少し変わった姿で表されています。
美少年なのは美少年なのですが、前髪は長く後頭部は禿げてるんだそうです。
なんだこのアンバランスな髪型w 当時のギリシャではこんな髪型がトレンドだったんですかね?笑
海原はるか師匠の後頭部ハゲバージョンw
しかし時間の神が前髪が生えてて、後頭部は禿げてるのか・・・
神様が前髪しか生えてない・・・
時間の神様・・・
時間の神様が前髪・・・
そうなんです。「チャンスの神様には前髪しかない」という格言はカイロスの容姿から言われたという説があります。
カイロスは「主観的に流れる時間や一瞬のこと」なので、カイロスという時間自体が「チャンス」として受け取れるのかもしれません。
ビジネスでも恋愛でも、後頭部ハゲのカイロスの(失礼←)前髪をしっかりと掴み取るのが大切なんです!