はい。自分の矛盾はすでに受け入れてます。

決まりことを作り続けると、ある時に昔のルールとバッティングすることがある。アメリカの法律は新しい法律ができると新しい方を優先するらしい。日本は法制局とかが矛盾しないように厳密に調査してから立法するみたい。

自分との対話をしていき考えを浮き彫りにしていくと、昔の記事を読むともしかして矛盾しているところもあるかもしれない。「あの時はこう言ってるのですが、ここと矛盾してますよ」。

今日はそんな自分の矛盾について対話していきたいと思う。

過去の考えを読み返す

たまに過去の記事を読み返す。昨日も書いたが、次へつなげるため、成長するため、読み返したりして確認する。それとあの時の考えを今読んでどう思うか、そんなことも興味深い。意外と今は違う、そんなこともあったりする。いやあって欲しい。

先日「わかった気になることに意味はあるのか」という記事を書いた。これを書く時にもしかしたらわかった気になることに意味はないのかもしれない、そんなことをふと思っていた。

その時にふとたまたま記事を読み返したら「そもそも理解はできない、だから「わかった気になる」という感覚に注目する。」という内容の記事を過去に書いていた。

あ。僕は矛盾していた。

別の段階のわかった気だった

一瞬焦った。でもすぐに「矛盾するもんだから、まぁいいや。今の方が僕の自分だ、だからわかった気はダメだ」そう思った。そして過去記事を読んだら今書こうとしていたことと違っていた。

僕は行動とはどうやってやっているのか、ということをいつも観察している。そこで大体自分の活動の仕方は、情報を知る、体験する、経験する、行動する、の4つの段階で行っている。

この最初の「情報を知る」がわかった気になること。これは体験へとつながるトリガーになる。例えば沖縄の島の雰囲気や海や観光場所などをみて、沖縄の島の雰囲気いな。こんなところなんだ、そんなことで沖縄を分かった気になる。

そしてその後体験してみたいと沖縄に行ったりする。これについて書いたのが過去の記事だった。

そして最近の記事は行動の段階になってきた時にわかった気になると、「俺やってる感」に変化して前は進まず行動している風に勘違いしてしまう、という内容だった。

僕は矛盾していなかった。

変わらないことは怖い

しかし、矛盾してて良いと思っている。例えば20年前と今と考えが変わってないということはむしろ怖い。その頃にはYouTubeもTwitterもfacebookもなかった。その頃の感覚のまま今いるとちょっと怖いと感じると思う。

以前にそんな人がいた。LINEに自分の仕事先の名前を書くのが怖くて「だれが見てるかわからないのでここには書けないのですが」と言っていた。LINEのテキストは全て暗号化して送られるのだけどなぁ。。仮にそれキャッチしても暗号とかないと読めないけどなぁ。

それに仕事先の名前を書いて何が怖いのかよくわからなかった。これによって色々とLINEでのコミュケーションが進まないこと、合わないこともでてくるだろう。考えが変わらないことの方が怖い、そう思った。

矛盾してて良い

だから変わっていて良い。毎日色んなことを考えて行動していれば変化のスピードも早くなる。トライアンドエラー試しながら進むからやっぱりこれはダメだった、そんなことを思う。

僕は最初はTwitterにnoteをシェアすべきだ、と考えていたが、つい先日再度考えた結果、Twitterにnoteをシェアすることをやめた。あの時いいと思っていたことは行動によってどんどん変わる。

この行動は矛盾している。あの時は良いと思っていたことを今はダメだと思っているわけだから。しかしそれでいい。現代価値に合わせて行動していれば変化していることの方が自然だ。

懐かしい友人に会って僕が言われると一番嫌な言葉が「金子は変わってないよな」。僕は変化を続けたい。

完璧な辻褄を求めすぎない

僕はそもそも完璧な辻褄を求めすぎないようにしている。それは何かを始める前に全て完全にしてからじゃないと動けなくなるからだ。そもそもかねこのジャズカフェを始める前はちゃぶ台を買おうなんて思ってなかった。

しかしいつの間にか昭和感が楽しくなってどんどん部屋を昭和は雰囲気にしていった。決めずにどんどん進む。そっちの方が良い。完璧に決めたものの通りに物事が進むことは難しい。まずそんなに経験値がない。

物事を完璧に進めるためにあらかじめ完璧な計画を立てるためにはそこに対して圧倒的な経験値を持っていないと難しい。いや、持っていたとしても不確定要素はつきまとう、だから僕は辻褄をそこまで合わせない感じで進むことをにしている。

辻褄は合ってなくても良い。少なくとも行動する時の計画にはいらない。しかし、自分が活動する意味にはその行動が辻褄が合ってないといけない、そう思う。

活動と行動の辻褄は合わせる

僕は好きなのことを楽しむのは自分の人生が楽しくなるからやった方が良いよ、あるいはやってみたいな、そう思ってもらえるようなことを下側のレイヤー層に敷いている。

だからこれが見えないような行動はしない方が良い。好きでもないことを無理して続けることを見ていても誰も幸せにならない。だから自分が楽しいことをしたり、好きなものを使ったり、そんなことをしている。

ここの矛盾がする、ということは生きているのがつらい、ということだと思う。行動や計画は矛盾して良い。だけど、自分が今やっていること自体の活動とそれを実現するための行動は矛盾してはいけない。僕はそんな風に捉えている。

今、買った漆器のちゃぶ台でお茶を飲みたいと考えている。お茶っ葉から挽いたものをのみたい。だからお茶ミルを買おうとしている。しかし、ハリオかポーレックスが迷っている、どっちが後々のジャズカフェに合いそうか、そんな計画をつい考えてしまっている…。これだけが今の僕の悩み。

「ただジャズが好きなだけ」な毎日ジャズピアニストの金子将昭。毎朝6:30〜コーヒーとジャズと演奏生配信。演奏動画にテキスト解説。みてるだけで音楽教養かも。かねこのジャズチャンネル。チャンネル登録よろしくね(✿︎´ ꒳ ` )↓

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毎日ジャズピアニストかねこ