先日「個性というのは好きを表現すること」という記事を書きました。
その好きを「なぜ好きかを考えて知ること」が個性を表現する上で大事なのでは。という内容です。
が、「自分の好き」を知るっていうことが意外と色々な事に役立つ!と思ったので書いてみます。
最近出会う人と「自分の好きを知る」ことについて話したら、意外と自分の好きを知っている人が少ないことに気付きました。
周りを気にして本当に好きなものを自分で思いっきり人に言えない。
そして「自分の好き」を知っていてもその「好き」を人に伝えれる人が少ない。
そしてそんな人ほど余計なことで悩み過ぎたり、今の自分は不幸だと思い込んでたり…。逆に好きなものをはっきり言える人ほど楽しそうです。(僕の感覚値ではありますが…)
ちなみに僕はALiSに書いてるような話をするのは(ライブのMCでも)大好きです。飲み会に行くとそんな話ばっかりします…
そして和やジャズピアノも大好きです。(毎日YouTubeに演奏投稿してます(๑•̀ㅂ•́)و✧)
その時のメンバーでアドリブで調和した演奏を聴衆に最適な形で届けることが、現代のプロジェクト単位で動くチームがその場で自分で考えて行動して社会に最適なプロダクトを出すこと、に似ていて、ジャズ的な行動が現代に合ってきたのではないかと、嬉しく勝手に絶賛妄想中です(✿︎´ ꒳ ` )かもん。
ピアノとダルマの旅はそもそも日本っていう国をもっと知りたいなと思って始めたプロジェクトです。現在18都道府県!
記事に書いた「自分がなぜそれを好きなのか知る」作業は、自分が好きなものがわかっていることが前提です。
何かを見たり聴いたりすると必ず反応をしているので、この反応に気を配ることは大事です。
さらにその反応を受け入れてあげるのが大事です。なぜなら「自分の好き」はロジックで作ることはとても難しいからです。
例えばガンダムが一番好きな人はロジックで好きなのものを説明してその理由がなくなったら嫌いになれるのでしょうか。
彼女やお嫁さんの好きな理由をロジックで完璧に説明してそれがなくなれば別れるのでしょうか。
逆に好きな理由をまず作ったらそれを完全に好きになれるのでしょうか。
もしそれが出来る人はとてもロジカル思考な人なので問題ないかもしれません。(ロジックで嫌いになれるものはそこまで好きではない可能性もありますね。。便利なものとかに多いので。。。)
好きを知ることは自分の反応に正直に向き合うこと、そしてそれは自分自身を理解すること。
そこまで僕はロジカルではないので、自身を理解するためにも自分の反応に正直に向き合うことにしてます。
好きを知ることで自分的に役に立ったことを書き出してみようと思います。
◯自分の好きものがわかると、それだけ考えれば良いので余計なことを考える必要がなくなる。逆にいうとそこまで本当に好きなものがわからないと余計なことばかり考えてしまう。
◯自分の好きなことをしようとすると、多少の自分的に好きではない人も役に立ったりすることに気づいたりしてちょっとしたことでは人を嫌いにならなくなる。
◯自分の好きなものかわかると、話も好きなもの中心になるので仲間が集まったりしてやりたいことができるようになる。
◯自分の好きなものがわかると、好きなもので失敗することより楽しくなることしか考えないようになる。つまりネガティブな考え方を自然としなくなる。
◯好きを知ると自分の反応するものがわかる。それは自分自身の理解へとつながる。自身への理解は何をすべきかの行動を導ける。
他にもたくさんあるのですが、こんなところです。
自分の好きがわかったらそれを人にプレゼンしたりすると好きが深まったりするのでオススメです。自分からすると話しているうちに好きの再発見が起こります笑
相手にすると、人の好きなものの話は聞いていて楽しいです。(僕だけじゃないですよね!?)
好きの話をしている時が一番人って輝いてる気がします。聞くより喋ることが好きな僕でもこの時ばかりは聞いてしまいます。だらだら話は苦手な人でも好きの話は聞けるのではないでしょうか。
そもそもスティーブジョブスの有名なiPhoneのプレゼンなんてiPhoneを大好きじゃなきゃできない内容ですよね。自分の好きなものを相手も好きになるように話す手法が印象的です。だから見ると惹かれるんだなぁと思いました。
先日、好きな人がいるといった友人に「その人のどこが一番好きなの?」って聞いた時のどれを言おうかなぁ、と嬉しそうな困った顔は印象的でした。笑
そんな話や表情を見ている自分の反応はとても良い感じがします。
世の中嫌なこともたくさんありますが、少しでも相手も自分も楽しく毎日を過ごすためにこの「好きのプレゼン」って結構使えるのではないかなと思った今日この頃でした。