便秘の原因の多くは、冷えによって大腸の機能が低下することです。
便秘になると、余分なコレステロールや滞った内容物から産出された老廃物が、血液へ吸収されます。
そのため、脂質異常症(高脂血症)や動脈硬化、肥満、吹き出物、肌荒れの原因にもなります。
痔は、燃血の症状の1つで、肛門付近にある静脈の血流が滞るために起こります。
便秘対策には、大腸を温めることや血行をよくすること、食物繊維が豊富な食べ物をとることが大切です。
便秘が改善されれば、痔の改善にもつながります。
おすすめの野菜
腸を温め、食物繊維を補う野菜をとる。胃腸の働きを活発にするものもよい。
ホウレンソウ・サツマイモ・ニンジン・アロエ・アズキ・クルミ・リンゴ・パイナップル
リンゴ
腸内の善玉菌を増やすオリゴ糖や食物繊維が、胃腸の働きを整える。
☆ニンジン・リンゴ・ホウレンソウのジュース
ニンジン2本、リンゴ1個、ホウレンソウ1束をジューサーにかけて飲む。
ホウレンソウをアロエ1枚に替えても可
リンゴの力
ペクチンという食物繊維が豊富です。
下痢や便秘を改善し、腸内環境を整えます。
また、酸味の成分であるクエン酸などの有機酸が、疲労回復に役立ちます。
買うときのポイント……「サン〇〇」と呼ばれる種類は、袋がけをせず日光に当てて栽培したもので、赤味は弱いのですが甘みが増しています。
指で弾いたとき、澄んだ音のするものを選びます。
食べるときのポイント……ペクチンは果肉より皮に多く含まれているので、皮ごと食べるのがベスト。
皮をむく場合は薄く。
おやつにリンゴを食べながら一息入れて、上手くストレス緩和しましょうねー