島を一周する道路があるので、さっそく歩き始めようとましたが、
友人は船に相当やられていたようで、まずは港前のベンチで休憩。
自販機で飲み物を買おうと思いましたが、まさかの全商品売切れ。
商店もないので、島内ではお金を使うことが出来ません。
つまり、この島の方は、
島で稼いだお金を対岸の輪島で使っているということになり、
島内でお金が動く仕組みがないのです。
こうした発見があるのも島旅の魅力です。
有人の体力も回復し、気を取り直して歩き始めます。
それにしても天気が良く、最高のお散歩日和です。
他に観光客はいないようです。
ちなみに、アイランダーで舳倉島のブースに居たのは、
島の方ではなく輪島市役所の方。
その方には「この時期島に行っても何もないから行かないほうがいい」
とまで言われていました。
離島を振興するイベントに参加している人がそんなこと言っていいのか(笑)、
と思いましたが果たしてどうなのでしょうか。
日本海に浮かぶ舳倉島。
その荒波に揉まれた大物たちを釣ることが出来るのも島の魅力のひとつです。
パンフレットによると、
マダイ・イシダイ・クロダイ・スズキ・ハマチ・アイナメなど
種類も豊富なようで、「釣りマニアのパラダイス」とも書かれています。
しかし、こうした釣りをする人やバードウォッチングをする人たちが来ても、
島内では民宿以外にお金を使う場所がない状況では、
数年後には無人島になる可能性が高いです。
~続く~
旅と移住のブログ