舳倉島は国定公園であり、鳥獣保護区に指定されています。
本土ではほとんど見られない、
季節ごとに迷鳥とされている大陸系の種がみられるそう。
野鳥観察舎は松林の入り口に立てられている屋根付きのウッドデッキです。
そこに滞在しながらじっと森を覗いていると、
鳥たちの自然の姿を間近で観察することが出来ます。
マレーシアのタマンヌガラ国立公園では動物観察小屋という、
ジャングルの中にある宿泊施設が有名ですが、それに似ています。
私もそこからしばらく森を眺めていました。
鳴き声はするものの、鳥の姿を見ることは出来ませんでした。
(見てもどの鳥だとかは分からないのですが…)。
港の周辺へと戻ってきました。沖から漁船が戻ってきたり、
港で作業をしている人がいたりと、
冬の時期でも生活している人はいるようです。
出港まで港の周辺をぶらり。海は港の中でも透明度が高くとても綺麗です。
「海女の皆さんへ」という漁の注意書きをした看板があるところをみると、
やはり海女さんが活躍している島であることが分かります。
そして14時ちょうど、私たちは舳倉島を後にしました。
帰りの船は行きよりも揺れず、
むしろ窓から差し込む太陽の光と揺れが相まってとても心地よく、
いつの間にか眠ってしまいました。
そして気付いたころには輪島へ到着していました。
~続く~
旅と移住のブログ